俳優の田村幸士、佐藤弘樹が11日、都内でダブル主演舞台「西郷と大久保~永遠の契り~」(6月17日開幕、池袋・あうるすぽっと)の製作発表に登場した。

 廃刀令がきっかけで約500年続いた武士の時代が終わったことに疑問を感じた脚本家の倉科遼氏が、西郷隆盛(田村)と大久保利通(佐藤)が起こした西南の役を独自の解釈で描く。

 田村は「西郷と大久保についてはいろんな方が表現してきた。その中のまだ見えていない“行間”を表現できたら」と意気込み、役柄については「実在する人物を演じることは責任がある。子孫の方とか、いろんな方が見るので、そこを裏切ってはいけないけど、ちょっとは裏切りたいというのは役者のスケベ心。登場人物の気持ちを考えながらにじみ出てくる西郷隆盛を演じられたら」と力強く語った。

 一方で佐藤は、東京・青山霊園にある大久保利通のお墓を訪問したそうで「人望というか、現代にもいろんな思いを持ってお墓参りに来る人がいるんだと感じた。(大久保が)歴史上ではこう言われているけど、違う一面もあったということを端々にお伺いして、期待値が自分の中であがっている」と感化された様子。「(今まで)あまり題材にならなかったり、(作品化が)難しかったところに焦点が当たるということで、プレッシャーも感じていますし、真摯(しんし)にお伝えできるように頑張りたい」と語った。

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