巨人はここまで36試合で18勝18敗の勝率5割、首位・ヤクルトを4・5差で追っている。

 投手はエース山崎が右肩のコンディション不良で不在。

戸郷が不調で開幕2軍となり5月4日に初昇格という状況で、開幕投手のドラフト1位ルーキー竹丸や井上、ベテランの田中将、則本らが奮闘している。

 今年のチームの特徴の一つが先発投手の計画的なリフレッシュ抹消。投球内容が良くても、先を見据えてあえて一度登録抹消して間隔を空け、コンディションを整える時間を設ける。

 6登板で4勝2敗、防御率2・88とチームに大きく貢献している竹丸は、開幕戦の後、中6日で2度先発し、雨天中止による再編で中11日を一度挟み、再び中6日で2度登板後、7日に登録抹消となった。

 井上は4月5日の今季初登板以降、4週連続中6日で先発。5登板で2勝3敗、防御率2・12と好投を続ける中で4日に登録抹消となった。

 則本は雨天中止による再編で今季2登板目が中11日となった後、2週連続中6日で登板して4月29日に登録抹消。中14日で13日の広島戦(福井)に先発予定となっている。

 田中将は今季初登板の後に中6日、中7日、中7日、中6日、中7日で先発。6登板で3勝1敗、防御率2・27と好成績を残す中で10日に登録抹消となった。これにより開幕ローテ入りした全投手がリフレッシュなどのため一度は登録抹消されたことになった。

 昨年は山崎、井上、赤星ら先発陣がシーズン前半にフル回転してチームを支えたが、夏場以降に全体的に故障や不調に苦しみ、勝負所の終盤に先発不足となった。

 阿部監督ら首脳陣は、その反省を糧に、夏以降に勝負をかけるため、先発投手の積極的なリフレッシュ抹消を計画的に行っている。

 村田バッテリーチーフコーチが「チーム方針」と言えば、杉内投手チーフコーチも「ずっと中6日で回さない」と話すなど、チーム全体で徹底している。中4日や中5日は現状、一度もない。

 2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一へ、先発投手の登板間隔の管理を徹底して、夏以降のラストスパートを見据えていく。

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