3月末にNHKを退局した和久田麻由子アナ(37)が、日本テレビの新報道番組「追跡取材 news LOG」(土曜夜10時)でメインキャスターを務めることが発表された。同番組には、同局の森圭介アナ(47)も出演するという。


 同時間帯の一番のライバルは、TBS安住紳一郎アナ(52)がMCを務める「情報7daysニュースキャスター」。元NHKの人気報道アナが、TBSのエースに真っ向勝負を挑む格好だ。


 和久田アナは、先日の取材会で、「子どもを2人授かり、家族と過ごす時間と仕事のバランスを考えるようになりました。自分の働き方について見つめ直したり、考えたりする機会が自然と増えていきまして。もう少し柔軟な働き方を望むようになりました」とNHK退局の理由を語り、同時に多くのフリーアナを擁するセント・フォースに所属することも明らかにした。さる番組制作関係者はこう話す。


「和久田アナは、出産後は、レギュラーのニュース番組は担当せず、『未解決事件』などのナレーションだけでしたから、“働き方”としては、十分優遇されていたと聞きます。しかし、視聴率が取れなければ、即叩かれる民放の厳しい世界に打って出た。口にはせずとも、やはりNHKに不満があったのでは……ちなみに新番組で日テレから払われるギャラは、1本50万円程度だと推測されています」


 新番組の初回放送は4月25日だが、局内からは、期待と同時に別の声も上がっているようだ。日テレ関係者の話。


「日テレは、有働由美子アナや今回の和久田アナなど、元NHKの人気アナばかりをありがたがって報道番組で起用する。うちには水卜アナという大看板がいますが、彼女は報道というより、情報番組やバラエティー番組担当。

これでは将来的に“報道の顔”と言えるような自局の人材が育たない。女子アナたちも“なんで私たちを使わないんだ”と裏では不満を募らせているようです」


 もともと日テレのアナウンス部は、他局に比べ体育会系気質で、女性アナをタレント的に扱わない傾向があるようだが、確かに女性で「報道系キャスター」となると、「news every.」の鈴江奈々アナ(45)程度しか思い浮かばない。


「以前は井田由美さんが日テレの“報道の顔”でした。現在、情報番組やバラエティー番組で活躍する女子アナは多いですが、今はそういう存在がいない。森富美アナや市來玲奈アナなどもニュースは読んでいますが、キャスターという感じではないですよね」(前出の番組制作関係者)


 くしくも3月には、“ポスト水卜”と目されていた人気の岩田絵里奈アナ(30)が退社するという痛手を被った日テレ。このまま、元NHKアナばかりを重宝していたら、報道志望の若手アナをますます失うことになりかねない。


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