高市自民党が大勝した2月の衆院選に次ぐ、今年の注目選挙と位置づけられている沖縄県知事選(8月27日告示、9月13日投開票)。3選を目指す現職の玉城デニー知事(66)と、自民党が全面支援する方針の前那覇市副市長・古謝玄太氏(42)による事実上の一騎打ちが予想されている。
12年ぶりの県政奪還を目指す自民は「相当力が入っている」(官邸関係者)。既に、古謝氏は「戦闘モード」のようで、話題のSNS戦略にシャカリキになっている。
「先週末からX(旧ツイッター)で〈古謝げんたフォロー祭り〉とのハッシュタグ付きの投稿が急増。結果、25日時点で8000人台だった古謝さんのフォロワー数も急激に増えた。27日には1万4000人台に駆け上がり、古謝さん本人はXで『フォロワーが爆増しました』『ありがとうございます』と笑顔で話す動画をわざわざ投稿。一時、トレンド入りするほど話題になりました」(政界関係者)
驚くことに、フォロワー数は4月30日夜時点で5万人に拡大。5日間で4万人以上も増えたわけで、単純計算で1日当たり8000人増である。この状況に古謝氏の支援者とおぼしきアカウントも大盛り上がりだ。〈期待してるぞ!〉〈がんばれ〉といったコメントのみならず、玉城知事のフォロワー数が12万人弱であることを意識し〈デニー氏のフォロワー数をまずは抜きたい〉〈もっと増やそう〉との投稿もあふれている。
「政治家のSNSのフォロワー数が短期間でここまで伸びるのは、異例中の異例だ。しかも、選挙戦までまだ4カ月もあり、盛り上がるタイミングでもない。ある意味、“異常事態”ですね」(ある地方議員)
とはいえ、この勢いが当選につながるとは限らない。
「古謝氏は4年前の参院選に出馬した際、野党系候補に僅差で敗北。いい線まで行ったが、知名度では玉城氏に歯が立たない。前回知事選で自民系候補を推薦した公明党も、今回は連立離脱のあおりで自主投票の可能性がある。古謝氏は元総務官僚だからか『東京風を吹かせすぎで偉そう』の評価もある」(県政関係者)
そもそも、言うまでもなく「フォロワー数=県民=有権者」ではない。SNSが大盛況でも、得票につながるかは微妙だ。
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