キングコング西野亮廣が2日、神奈川県内で行われた製作総指揮、原作、脚本を手掛けたアニメ映画「えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」(廣田裕介監督)の舞台あいさつに登壇した。

 ステージでは絵本、映画、演劇などエンターテインメントを仕事にしている自身の原点について言及。

劇場の少年、少女に向けて「親世代が80年代後半から90年代に何をしていたか分かりますか?」と語りかけ、「ネッシーという恐竜を探していました。徳川埋蔵金を探していました。見つかっていたら、先にニュースになっているはず。それなのに2時間、テレビを見ていました。矢追純一のUFO特番、宜保愛子の心霊特番も見てました」と笑いを誘った。

 さらに1999年に話題を集めたノストラダムスの大予言にも触れた。「世界が終わるかもしれないと思っていた。隕石(いんせき)が落ちてくるのか、エイリアンが来るのか。まじかよと思ったけど、何も起きなかった。2000年問題でコンピューターが誤作動して、ミサイルが誤発射するかもと思ってヒヤヒヤした」。10代に経験した懐かしい思い出を語った。

 最近、自身が運営する会社のスタッフと「あの当時、本当に世界が終わったんじゃないか」と語ることがあるという。

2000年代以降にインターネットが普及したことによって「何でも検索できて答えにアクセスできるから、ネッシーがいないと分かった。徳川埋蔵金もない。非常に便利になった反面、心に穴がぽっかり空いた気がする」。そして「あの時代、意外と良かったよね。そういう時間をちょっとだけ取り戻していこう」という思いでファンタジーあふれる作品づくりに取り組んでいるという。

編集部おすすめ