お台場に激震が走っている。今期のフジテレビの看板ドラマ枠"月9"の、北村匠海(28)主演『サバ缶、宇宙へ行く』第3話視聴率が3.8%(視聴率は全てビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という危険水域に突入してしまった。
初回視聴率はまずまずの6.0%だったものの、第2話では4.1%と急落、そして第3話では危険水域に達してしまった『サバ缶』は、昨年前期のNHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』で主婦層の心をがっちりと掴んだ北村と、同じく23年前期の『らんまん』で高評価を得た神木隆之介(32)の"朝ドラコンビ"が高視聴率を期待させた。
ちなみに月9の史上最低平均視聴率は、23年10月期の嵐・二宮和也(42)、大沢たかお(58)、中谷美紀(50)のトリプル主演が話題だった『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の5.3%だったが、全10話のうち4%を切る回は1度もなかった。
テレビ関係者によれば、"これ以上放置しておくと取り返しがつかない事態になってしまう"という話も囁かれ始めたようで、最悪の場合は打ち切りも有り得るとも言われている。
この理由はどこにあるのか? テレビ関係者の間では、4月6日から始まったTBS系の裏番組『テレビ×ミセス』の影響が大きいという指摘が多い。これまで他局は月9枠の参入に積極的ではなく、"捨て枠"とさえ呼んでいたこともあった。それは木村拓哉(53)主演の『HERO』に象徴されるように、軒並み30%超えの視聴率を送り出す"月9"枠に対抗できる強力コンテンツを見つけることができなかったからだ。
しかし昨年の2回に渡る特別番組によるテスト版の放送で成功を収めたTBSは、Мrs.GREEN APPLE(以下ミセス)の人気の高さを追い風に、いわゆる"フジテレビ騒動"で弱っている月9枠に参入したのだ。
■ラウールや永瀬廉の相手役を務める次世代ホープ
『テレビ×ミセス』の初回は4.9%、第2回は3.1%と数字としては低いものの、「『サバ缶~』の初回を観た若年層の視聴者が『ミセス』へジワジワと移行していく流れはもはや止められない。月9枠の存続さえ危ういのが現状」とまで言う関係者も少なくない。
「千載一遇とはまさにこのことでしょう。弱り切ったフジテレビの月9に、今、強勢を誇るミセスが参入してきたことで、伝説の看板枠が木端微塵になるわけですから、TBSもミセスに足を向けて眠れませんよね」(テレビ関係者)
さらに芸能記者の間では、この最大の被害者として、出口夏希(24)の名前も挙がっている。
「映画ではSnow Мanのラウール(22)やKing & Princeの永瀬廉(27)の相手役を務めるものの、数字が追いつかずにいた出口は、北村や神木との共演で『サバ缶』のヒロインを務めることで、一気に同世代女優のトップに君臨するはずでした。
出口と『サバ缶~』及び月9に、リベンジのチャンスは残されているのだろうか。
(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)
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「テレビ×ミセス」の放送開始は各方面に衝撃を与えている。関連記事もあわせて読みたい。

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