ピン芸人・中山功太(45)によるサバンナ・高橋茂雄(50)の「いじめ問題」がネット上を騒がせた。それに反応する形で元りあるキッズの長田融季(40)も暴露に踏み切り、炎上が拡大。
しかし、これは珍しい出来事ではない。同時期にはパンサーの尾形貴弘(49)が「嫌いな芸人がいる」「暴力がすごい」と告白。これは高橋のことではないと八木が否定したため、SNSでは《まだ爆弾が埋まってるのか》《本物は別におるんや》などさらなる憶測を呼んだ。
なぜお笑い業界ではこうした問題が絶えないのか。
■かつては「ヤンキー体質」だったお笑い業界
中山功太やサバンナがまだ若手だった90年代~2000年代前半頃は、お笑い業界は徹底した“ヤンキー体質”だった。そのことが一因ではないかと、現役芸人(以下、同)は話す。
「上下関係が基本ですが、実力があれば下剋上ができる時代でした。逆に実力がなければずっと虐げられる。ダウンタウンや千原ジュニア、千鳥、笑い飯など、その世代の覇権を握った芸人はゴリゴリのヤンキー上がりが多く、その風潮はさらに強まった」
加えて当時は「芸人=尖る」風潮があったため、いじめとの境界線がきわどいイジリが当たり前で、それが笑いとして成立していたという。
「中山さんが高橋さんの発言に傷ついたのは理解できますが、当時はそれが普通だった空気感でした。その証拠に三浦マイルドさんはXにて《こんな事、はいて捨てるくらいある事だと思いますけどね》、ガリガリガリクソンは《ほんまよ、大人なんやから恥ずかしい》など、暗に中山さん側をも批判するような論調で投稿しています」
当の中山自身も5月6日放送の「まいにち賞レース」(テレビ朝日系)にて、カーネーション吉田(37)にパワハラまがいの説教をしていたことを暴露されていた。
■「インテリ芸人」が増えたお笑い業界の課題
では、現在のお笑い業界はどうか。
「ベテラン芸人の間には、まだ上下関係が残っていると思います。挨拶、返事、敬語、立ち振る舞い、楽屋での座る位置などを厳しく見ているのはその世代です」
一方、令和ロマンやたくろう以下の若手世代になると、様相は一変する。
「インテリ芸人や大学お笑い出身者が増え、ヤンキー体質の芸人が減少したためか、後輩の素行にそこまで関心がない印象です。昔より“縦社会”感は緩く、後輩がひとりひとりに回る挨拶文化もかなり減ったそうです。連帯が強い吉本であっても『嫌いな先輩とは無理につるまない』『先輩の言うことは絶対とは思わない』という風潮が広まっている」
また、動画配信やSNSの普及で観客以外にも広く届くようになったため、行き過ぎたイジリは控える傾向があるという。
■厳しい指導が消え「ファミリー感」が希薄に
一方で、上下関係が薄れたことによる弊害も生まれている。
5月10日、ネルソンズの青山フォール勝ち(40)がEXITに対し《一線を越えてきた。冗談って言えば何でもありだと思ってるなら、こっちも冗談で打ち抜かせてもらいます》と投稿した。
「ネルソンズもEXITも、“第七世代”と呼ばれる2010年頃から台頭した芸人。先輩から厳しい指導をされていない分、悪気なく無神経な態度を取ることがある。昔のような“絆が強いファミリー”のような関係性も薄くなったように思います。
ベテラン世代と若手世代、どちらにも課題はあるようだ。これはお笑い業界だけではなく、一般社会にも通じる問題かもしれない。
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中山功太と高橋茂雄の問題は一応の決着は見たが、では、パンサー尾形の件は誰なのか? 関連記事【もっと読む】『犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問』…では、残された疑問について伝えている。

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