GWに公開された映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」が、観客動員数494万人、興収68億円を突破し話題になっている。
同作は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023年)に続く2作目。
4月1日から先行して全世界で公開されており、全世界の累計興行成績は約1532億円を突破。歴代のビデオゲーム関連作品の中では、第一弾の「ザ・スーパーマリオブラザムービー」(2023年)が1位で、2位が「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」(2026年)とマリオが席巻している。
中でも今作は、北米では興収4億ドルを突破し、2026年公開作品の記録を更新中。「人気の背景にはNintendo Switchの存在が大きい」と、中国人ジャーナリストの周来友氏がこう続ける。
「北米の爆発的ヒットを支えたのはゲーム機Nintendo Switchでしょう。老若男女がSwitchのオンラインゲームでマリオに熱狂し、映画館に足を運んだのです」
これだけ話題になっている北米に比べ、なぜかもうひとつの映画の巨大市場である中国では盛り上がりに欠けているようだ。
「中国では専門家の映画評はイマイチですが、映画館に足を運んだ一般の評価は89~91%が良かったと答えており、評価が分かれている。専門家は、“ストーリー性が薄い、オチにこだわり過ぎてつまらない”と酷評。一般の人はおおむねゲームファンで、子供の頃から慣れ親しんだキャラクターに共感しているから満足度は高いようです。実は今、Nintendo Switchは中国では発売禁止で、オンラインゲームができないため、マリオを知るのはオンラインになる前のゲームで遊んだことのある大人たち。若者や子供に限ると認知度が低い。
中国では、韓国のLINE、アメリカのインスタグラム、X、Facebookなどがアクセスできないのと同様に、Nintendo Switchもアクセスできない。近年のゲームはオンラインだけに、デバイスを入手してもネットが繋がらなければ意味がない。ゲームキャラの映画も意外な影響を受けているようだ。
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