中国の対外的な顔とも言える国営企業の幹部らが、訪問先のドイツで耳を疑うような騒動を起こしていたことが明らかになった。航空機の機材調達を担う「中国航空機材集団」の幹部一行が、フランクフルト空港のラウンジで泥酔。
あろうことか、搭乗拒否を伝えた客室乗務員を威圧し、無理やりファーストクラスへ割り込んだという。

その他の写真:イメージ

 一行は自らの立場を背景に、北京の航空会社本社へ圧力をかけ、エコノミーやビジネスの席から強引にアップグレードさせたとされる。事件は2024年に発生したが、なぜか2年が経過した今になって中国国営中央テレビ(CCTV)などが大々的に報じ、党籍剥奪などの厳罰に処したと伝えている。特権を笠に着た「ガバナンスなき振る舞い」は今に始まったことではないが、この時期の公表には習近平政権による引き締めの政治的意図が透けて見える。
【編集:af】
編集部おすすめ