フィリピン・パンパンガ州アンヘレス市の繁華街で2026年4月22日午後8時(日本時間同9時)頃、大規模な火災が発生した。地元消防局などによると、同市を代表する歓楽街「レッドストリート」に改名された旧ウォーキングストリート沿いの店舗付近から出火。
火は瞬く間に隣接する飲食店などへ燃え広がった。

その他の写真:現地在住、桜田和也さん提供写真

 現場はバーやレストランが軒を連ねる密集地帯。当時は夜間の営業ピーク時で、観光客らが避難するなど周囲は一時騒然となった。現地在住の桜田和也さんが提供した写真には、暗闇の中で激しく赤色灯を輝かせる消防車両と、行く末を不安げに見守る通行人らの様子が生々しく記録されている。

 消防当局が多数の隊員を投入して消火にあたり、火は約2時間後に制圧された。この火災で複数の店舗が全半焼するなどの被害が出たが、現地メディアの最新の報道によると、これまでに死傷者は報告されていない。当局は、建物の老朽化に伴う電気系統のトラブルが原因の可能性もあるとみて、詳しい出火原因を調べている。

 同エリアは外国人観光客にも人気のスポットとして知られるが、以前から建物の密集による火災リスクが懸念されていた。地元当局は被害状況の精査を急ぐとともに、周辺道路の安全確認を継続している。
【編集:af】
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