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韓国のK-POPガールズグループは数多い。熱心なファンなら瞬時に識別できるが、日本の一般層から見れば、似たような整形顔の女性たち(男性グループも同様だ)に映るだろう。
彼女たちが活動するには衣装が欠かせない。世界各国から「衣装提供」を受けることも多いが、基本は返却が前提だ。大手アパレルの量産品なら返却されなくても宣伝効果と割り切れる。しかし、新進気鋭のデザイナーにとっては貸した一着が唯一無二の「作品」であり、予備を持たない場合もある。
今回、韓国のガールズグループの一つ、名前に「ピンク」を冠するグループに貸与した衣装が返却されない。半年間にわたり事務所と交渉を続けても埒が明かず、メディアには着用した姿が掲載されているため使用は事実だ。
このほど、衣装を提供したベルギーのデザイナーが自ら韓国へ回収に向かうという。貸した側が返却を求めて渡航するなど異例だ。しかもその衣装は単なる舞台衣装ではなく、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された「コスチュームアート展」に出品された作品の一つ。複製は不可能に近い。
売れっ子には「着てほしい」という依頼が殺到するだろう。しかし管理が杜撰で返却されない事態は、世界的に見ても稀だ。韓国特有の現象と言わざるを得ない。
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