「日本生命セ・パ交流戦 2026」は26日に開幕する。各球団が、普段は対戦しないリーグの6球団と3試合ずつ計18試合を戦う。

広島の交流戦キーマンは、小園海斗内野手。3月のWBCに広島から唯一出場した看板選手は、昨季チームトップで12球団3位の打率3割6分5厘をマークした。開幕当初は不振に苦しんだ好打者が、真価を発揮して上位進出のきっかけをつくる。

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 小園にとって攻守で味わった悔しさを晴らす舞台になる。24日・中日戦(バンテリンD)では初回2死一、二塁の場面で鵜飼の三遊間のゴロに追い付きながらも捕球できず、途中交代を命じられていた。同カードの22日にも初回の失策が失点に直結するなど精彩を欠いた守備が続いていた。昨年輝きを放った舞台で、本来の姿を取り戻したい。

 開幕当初は打撃不振にあえぎ、一時は打率1割9厘まで低下。3月のWBCに出場し開幕前の打席数を確保できなかった影響もあり、本来のバッティングが影を潜めた。交流戦前の最後の一戦は1打席に立っただけだが、それ以前の3戦で2度のマルチ安打。打撃の状態は悪くない。

 昨季の交流戦は全18試合で10度のマルチ安打をマークした。

6月15日の日本ハム戦(エスコン)で4安打の固め打ち。打率3割6分5厘はチームトップで12球団3位という好成績。勢いそのまま巨人・泉口とリーグで2人だけの大台超えで首位打者(3割9厘)と最高出塁率(3割6分5厘)の2冠に輝いた。今年も同様の活躍が期待される。

 開幕3連勝スタートと好スタートを切った今季の広島だが、4月中旬から借金生活が続く。小園は積極的な若返りを図るチームの主軸。「自分の成績も含め、チームの成績も上がっていけるように頑張りたい」と語っていた男の本領発揮が上位進出に不可欠だ。

 広島は過去に交流戦の優勝はなく、2017年の2位が最高。ペナントレースの行方を左右する短期決戦で、チームとともに巻き返しのきっかけをつかむ。

 ◆小園 海斗(こぞの・かいと)2000年6月7日、兵庫・宝塚市生まれ。報徳学園(兵庫)から18年ドラフトで4球団競合で広島に1位入団。昨季は自身初のタイトルとなる首位打者&最高出塁率を獲得。

178センチ、91キロ。右投左打。年俸1億5000万円。既婚。

 ◆広島の交流戦日程

▽5月26~28日 ロッテ(マツダスタジアム)

▽29日~31日  ソフトバンク(みずほペイペイドーム)

▽6月2~4日   日本ハム(マツダスタジアム)

▽5~7日     オリックス(マツダスタジアム)

▽9~11日    西武(ベルーナドーム)

▽12~14日   楽天(楽天モバイル最強)

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