北中米W杯に挑む日本代表の合宿が25日、千葉県内でスタートした。31日の親善試合アイスランド戦に向けて招集されたDF吉田麻也を含め、13人で始まったトレーニング。

自身初のW杯切符をつかんだFW小川航基は「今までに感じたことがない感覚というか、名前を呼ばれた時は素直にうれしかった」と代表発表の瞬間を振り返った。

 激しいFWの枠争いで、決して安泰と言える立場ではなかった小川。「(発表までの)2週間ぐらいは、今までない感覚や感情、そわそわする感じでした。いろんな会話も、抜けちゃうような感じがありましたね」と苦笑いを浮かべた。自宅で迎えた発表で名前を呼ばれ「ここに関わってくれた人たちに感謝したい」と喜びをかみしめた。

 10代から堂安律らと同じ東京五輪世代の本格派ストライカーとして頭角を現したが、U―20日本代表時代に大けがを負った影響もあり、プロで結果を残すまで時間がかかった。それでも22年に横浜FCでJ2得点王、そしてオランダ1部NECに渡り、欧州では3年間で公式戦33ゴールと数字を積み上げてきた。

 「W杯で点を取ることは、僕の夢のひとつ。夢へのチャンスをつかんだところだと思うので、ここからが勝負」と話した小川。チームは負傷で三笘薫、南野拓実ら攻撃のキーマンを欠いてW杯に臨むことになったが「このチームには素晴らしい選手が周りにいる。得点を決める気しかしない、って感じです。プレーする機会を与えられれば、必ずゴールを決めて、チームの助けになることができるかな、と思います」と力強くうなずいた。

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