Qureate(以下「キュリエイト」)といえば紳士ゲーマー御用達のゲームメーカーとして、これまで『バニーガーデン』シリーズなど多くの人気作をリリースしてきました。4月16日には『バニーガーデン2』を発売したばかりですし、今後もデッキ構築型ゲーム『東京ワルキューレ』、巨女系3Dシューティング『スプラッシュガールズ』、『汚部屋彼女プロジェクト(仮)』が予定されているほか、『バニーガーデン』のスピンオフ第2弾も企画中です。


ビジュアルの紳士要素に注目が集まるキュリエイト作品ではありますが、実は手軽にサクッと、価格もお手頃、しかも中にはやりこみ要素もあったりして一本のゲームとして楽しい……そんな“隠れた魅力”も見逃せません。

そこで本稿では、このGWに皆さんがガッツリやるだろう大作ゲームの間にプレイしたらきっと楽しいはず!というキュリエイト作品を3つピックアップしたいと思います。

記事部分では紳士要素に“おさわり”しないものの、もちろん掲載画像は“事故”を起こし散らすことは必至。はたしてどこまで理性を保ったまま執筆できるのか?

それではまず、ADV形式の脱出ゲームから紹介していきましょう。

◆王女たちとともに魔城を脱出!『プリズンプリンセス ハメられし姫たち』
『プリズンプリンセス ハメられし姫たち』は2024年11月にニンテンドースイッチおよびSTEAMにてリリースされた脱出ゲームADVです。2020年にリリースされた『プリズンプリンセス』の続編となるシリーズ第2弾として多くのヒロインが一気に追加されました。

物語の舞台は熟女魔王に支配されたファンタジー世界。そこで魔王討伐の旅を続けていた勇者(プレイヤー)と2人の姫「アリア」と「ゼーナ」は、「誰か助けて……」という謎の声に導かれ、気づくと魔王城に囚われてしまいます。しかも新たに加わった6人の美少女パーティーまでひとり残らず行方不明に! 状況がわからずとまどう勇者の前に、さらに謎の呼びかけをしてきた少女「ジュリエッタ」が現れて……。

魂だけとなった勇者がアリアとゼーナに指示を出して脱出した第1作目と同じく、今回もプレイヤーは肉体を失った勇者となり、ジュリエッタたちに指示を送りながら城内を探索します。

その方法は、画面の気になる部分をクリックして謎解きをするオーソドックスな脱出ゲームスタイル。城内に囚われた姫やパーティーメンバーを救いつつ、好感度によるエンディング分岐を回収しながら完全クリアを目指します。
システムはシンプルながら、適度な難易度でサクサク進めてしまうため、「解けた!」という気持ちよさが楽しいタイトルとなっています。

謎解きを楽しみたい!というプレイヤーにオススメです。

◆秋葉原のメイドが戦うヴァンサバライクSTG『メイド・オブ・ザ・デッド』
『メイド・オブ・ザ・デッド』は2024年2月にニンテンドースイッチおよびSTEAMでリリースされたヴァンサバライクのSTGです。突然のパンデミックでゾンビの街と化した秋葉原を舞台に、メイドたちが銃を片手に無双していきます。システムはオーソドックスなヴァンサバ系。銃撃は自動で行われるので、移動または近接攻撃など特殊攻撃を任意で繰り出しながら制限時間内の生存を目指します。

おもしろいのは、一部のゾンビに「使役弾」を打ち込むことで一時的に味方にしたり、ゲームオーバーになるとヒロインがゾンビ化したりするなど独自のシステムがあることです。なおゾンビ化したヒロインは治療薬を何度かぶっかける必要が。専用のビジュアルも用意されており、映画やアニメを含む、ほかのゾンビ作品にはないような、本作独特のゾンビ世界も魅力でした。

楽しいのはやはり、報酬を使って恒久強化する部分でしょう。ゲーム開始時は貧弱だったヒロインが戦闘を重ねて強くなる過程はやはり気持ちよく、扱う銃器がそれぞれで異なるヒロイン5人を全員育てたくなります。扱い辛いと感じたヒロインでも、強くすることで活躍の場が与えられるのは嬉しいポイントですね。
ただし隠しヒロインの解除条件では急にハードルが上がるため、その部分は賛否がありそうでした。

歯ごたえがある部分もありつつ、長くキャラを愛せる。そんなところに惹かれるタイトルです。

◆自分だけのチームを作ってキックオフ!『ファンタジスタ明日翔』
『ファンタジスタ明日翔』は2026年2月に発売されたばかりのタイトルで、ADVのイメージが強かったキュリエイトとしては遊びの部分がかなり広がった印象のあるサッカーゲームです。プラットフォームは前2タイトルと同様のニンテンドースイッチとSTEAM。プレイヤーはチームの監督となり、選手を育成しながら最大のライバルとの決戦を目指すことになります。

試合では、ベンチに入れたメンバーから先発選手を選出してポジション設定を。さらにフォーメーションやディフェンスタイプを設定してスタートします。

実際の試合では方向ボタンでドリブルしつつ、任意のタイミングでメニューを開き、パスしたりシュートしたりと行動を選ぶことに。すべて横画面の2Dで進行するものの、俯瞰のフィールド画面もサブで表示されており、それを確認しながらの行動選択となります。

マンガ「キャプテン翼」のような必殺シュートや必殺パスカットなどもあり、「とんでもサッカー」が大好きならば見逃せないワクワクな内容という本作。仲間になる選手も、忍者、海賊、魔族、アンドロイドなど何でもありです!

ゲーム進行とともに加入するプレイアブルキャラがなんと全29人と目移り必至のボリュームで、さらにもともとチームに所属していた、いわゆる「モブ」もそのまま育成できるため、チーム編成では誰を起用するか迷いに迷います。
出場メンバーだけではなく、ベンチに入れたメンバーも試合の結果によってパラメーターが上がるため、熟成させておけばいつでも起用できる状態に持って行けるのは嬉しいポイント。ストーリーパ―トでは個々のシナリオも用意されていて感情移入もできます。

メンバーを育成しながら様々なチーム編成ができるので、こちらもちょっとした時間に触りたくなるタイトルでした。

何かと紳士要素が注目されるキュリエイトのタイトルですが、お手軽価格でサクッと遊べる点では大好きなメーカーなので次回作も期待です!
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