しかし徐々に昔のアイヌ文化への研究が進み、近年では漫画「ゴールデンカムイ」の流行などから少しずつその魅力が世に知られるようになってきました。
アイヌ Wikipediaより
■アイヌにとって「カムイ」とは
アイヌについて知ろうとする時、アイヌ特有の世界観を最も象徴するキーワードの1つが「カムイ」です。漫画の題名になるくらいですから、アイヌにとっては大変重要な事柄といえます。
実はこの「カムイ」、日本語に訳そうとすると大変説明の難しいものなのです。「神」と訳される事もあるようですが、それは間違いではないものの、100%正しくはないとの事。日本の神は神社や神棚に祀られますが、カムイは日常生活で自分の周りに存在する動植物、自然など様々なものに宿ります。
じゃあ日本の縄文時代の精霊信仰「アミニズム」と全く一緒かというと、それも少し違います。カムイには人間が作った道具も含まれるのです。つまりカムイの定義は、「人間の力の及ばない能力を持っているもの、人間のために役に立ってくれているもの」と言えるでしょう。
たとえ食器であっても、人間の役に立ってくれているので、カムイが宿っていると考えられるのです。
■カムイと人間は平等
カムイはもともと、カムイモシリというカムイの世界に住んでおり、カムイモシリでは彼らも人間の形をしていると考えられています。
彼らは人間界に存在する様々なものに形を変え、恩恵や災厄を与えるためにカムイモシリから人間界にやって来ているのです。
したがってそのクマを捕まえて殺し、肉を食べたり毛皮を利用する事は「クマのカムイからの贈り物を受け取った」と解釈されます。そこに「殺生は悪」という仏教的な概念はありません。
もちろん恩恵を受けた後はそのカムイに感謝し、「カムイノミ」という盛大な儀式を行ってカムイをカムイモシリに送り帰します。カムイが人間に恩恵を与えてくれれば、人間もカムイを丁重に扱い、豪華な供え物や儀式でカムイモシリに送り帰すのです。
反対に、人間を襲った悪いクマなどに対しては、本来「贈り物」である肉や毛皮を受け取る事は決してせず、カムイモシリに送り帰す儀式も行いませんでした。アイヌとカムイの関係はどこまでも平等だったのです。
参考文献:アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」(集英社新書)
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