米国人、ドロシー・L・ノルテの言葉で「子どもは憐れみを受けて育つと、自分を可哀想だと思うようになる」というものがあります。母親が働いていることで「かわいそうな子ども」と決めつけることは、子ども自身も「自分はかわいそうな存在なんだ」と思い込んでしまう危険性があります。周囲の大人たちの目もそうです。これは、子どもの自己否定感につながり、健全な人格形成に支障をきたします。
つまり、母親の就労自体が決して悪いわけではなく、肝心なのは母親が仕事をする際の意識です。乳幼児期に大切な「母親との愛着の形成」が妨げられるのではないかという課題はありますが、これは、限られた子どもとの時間をどのように接するかが問題なのです。
子どもの社会性発達には父親との関係が重要一緒に遊んだり、相互作用しようとする母親の姿勢が、「もっと一緒にいたい」という子どもの欲求を満たすことになります。また、幼児期や児童期において、両親が家にいないことで情緒面の寂しさを抱え、「基本的しつけ」や「行動の管理」ができないのではないか、という意見も聞かれます。これも、両親が家庭内のコミュニケーションを第一優先とし、帰宅後の時間をできるだけ子どもとの「触れ合い」に費やし、家事は子どもが寝てから行うなどの工夫で、足りない部分を補う姿勢があれば問題ありません。
さらに、子どもの社会性(仲間関係の発展)を育むには、特に父親との関係が重要です。
こうして考えてみれば、共働きの家庭でも母親だけでなく父親が「イクメン」を積極的に実践することが、子どもにとって好影響を与えることになるわけです。それには、政府も企業もイクメンを後押しするような政策や理解が必要です。現在は男性の育児参加を促す政策も起業も整っておらず、今後の最重要課題であるといえます。
(きくち みよこ/心理カウンセラー)

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