22日、参議院の憲法審査会が行われ、日本維新の会の松沢成文氏(68)が出席。れいわ新選組の共同代表である奥田ふみよ氏(48)が、15日の同会で政府や自民党に対し“憲法違反”などと批判した発言について強く批判した。

15日の憲法審査会で貧困問題を取り上げた奥田氏は、「政府や自民党は、恥を知れ」「自民党は、憲法を触る資格など微塵もない」と現状が生存権を定めた憲法25条に違反しているとして、強い言葉で主張。

22日の同会では、松沢氏は奥田氏の発言を看過できないとして、「正直申し上げて、無礼な発言に大変びっくりした。このような発言が許されるなら、憲法審の審議は委員が罵り合う下品なものに成り下がる」と今後を危惧。「憲法改正に反対する意見や、他の憲法政策を批判することはもちろん自由」としながらも、「他者の発言を一方的に切り捨て、“恥を知れ”などと口汚く罵る発言は、国会法が禁じる無礼な言葉そのもの」と非難し、奥田氏に発言の取り消しを求めた。

いっぽう、奥田氏は「“まるでアリバイ作りのような茶番憲法審査会”と表現したことについて先輩議員から注意を受けた」と切り出し、改めて貧困問題に言及。「25条を全国民に保障するために、徹底議論しなければという思いから“茶番”という言葉になった」と意図を釈明した。

しかし、奥田氏は「生身の国民の叫びを代弁したまでで、それが“茶番”という言葉なだけ。新人議員の言論の自由はないのか。ベテラン議員の主観で、新人議員の言論の自由が侵害されたと感じており、これは憲法違反そのものだと強く抗議する」とまったく譲らなかった。

その後も奥田氏は、松沢氏の指摘などどこ吹く風といった様子。高市早苗首相(65)が21日に防衛装備移転三原則の輸出ルールを緩和したことを受け、「戦後最悪の暴走の極み」「高市自民そのものが憲法違反」と糾弾し、「維新と自民はとにかく憲法を守れ。そして野党は国民の平和を守るために暴走政治と真剣に言論で戦え」と議員らを鼓舞していた。

あるWEBメディア記者は、「奥田氏の発言は、過激で独特なフレーズが多く、他の議員から注意を受ける“常連”ですからね」と口を開く。

「奥田氏は3月25日の参議院予算委員会でも、“人殺しの武器を作ったり買ったりする”などと発言したことで、委員長からは“不適切な言辞”と3度に渡り異例の注意を受けたばかりで、小泉進次郎防衛大臣(45)も思わず苦言を呈したほどでした。

2月にれいわの共同代表に就任した際には、自身のXで《全身火あぶりにされたような心境》 《国会村に飛び込んでみなければ知りえない地獄》《グツグツ地獄の釜の中に放り投げられる思い》と“奥田節”で決意表明をしていました。今回の松沢氏からの苦言も、奥田氏ならではの言葉選びが前面に出過ぎてしまった結果かもしれませんね……」(前出・WEBメディア記者)

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