(台北中央社)台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の周学佑(しゅうがくゆう)秘書長が、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の次期副代表に就任することが25日までに分かった。台北駐大阪経済文化弁事処の次期処長(総領事に相当)には洪英傑(こうえいけつ)副参事が就任する。


いずれも現任の李世丙(りせいへい)副代表と向明徳(こうめいとく)処長が帰任するための異動。秘書長は今後、副秘書長を兼任している范振国(はんしんこく)東アジア太平洋司副司長(東アジア太平洋局副局長)が兼任する。

周氏は輔仁大学法律学科を卒業し、淡江大学国際事務・戦略研究所修士。対日外交で豊富な経験を持ち、駐日代表処政務組長、外交部(外務省)東アジア太平洋司副司長、台北駐日経済文化代表処札幌分処(領事館に相当)処長などを歴任した。

(黄雅詩/編集:齊藤啓介)