(高雄中央社)故安倍晋三元首相の妻昭恵さんは9日、南部・高雄市の廟(びょう)紅毛港保安堂を訪問し、安倍氏の銅像に献花した。同廟への訪問は4回目となった。
台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の謝長廷(しゃちょうてい)会長や陳其邁(ちんきまい)高雄市長らが同行した。

銅像は2022年に設置された。25年には廟の隣接地に「安倍記念公園」も整備された。

昭恵さんは、廟に到着するとお帰りなさいと声をかけられたことに深く感動したとあいさつ。日台関係がさらに良くなることを願っており、自身も交流促進に力を注ぎたいと話した。

また、前日に南部・台南市内で行われた、日本統治時代に台湾の水利事業に尽力した八田與一技師の慰霊祭に出席したことに触れた上で、このような式典があることを多くの日本人は知らないため、日本で伝えていきたいと語った。

謝氏は、自身が駐日代表(大使に相当)を務めていた8年間のうち6年間は、安倍氏の首相在任期間と重なっていたと振り返り、安倍氏は歴史上台湾に最も友好的な首相だったと述べた。

廟の主任委員、張吉雄さんは、保安堂は小さな廟だが、毎日多くの日本の人々が安倍氏の銅像を尋ねてやって来ると話した。

(張已廉/編集:田中宏樹)
編集部おすすめ