(台北中央社)義務兵役のために入隊していた中華民国(台湾)と日本双方の国籍を持つ男性が、中隊長から公の場で侮辱を受けた問題で、陸軍がこの中隊長を懲戒免職処分にしたことが9日までに分かった。

男性は先月20日、交流サイト(SNS)のスレッズに、中隊長からたびたび公の場で侮辱を受けたと投稿。
日本人の蔑称である「日本鬼子」と呼ばれたり、「台湾に来て兵役に就いているのは罪滅ぼしだ」などと言われたりした他、出身校についても嘲笑されたという。

これを受け顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)は同21日、明らかな指導管理の逸脱だとの考えを示した。陸軍第六軍団も同日、中隊長を直ちに管理職から外して厳正に処分し、公然侮辱の疑いについては司法機関に送致したと発表していた。

陸軍司令部は中央社の取材に対し、中隊長は公然侮辱や不適切な指導、発言といった複数の規律違反に及んでおり、5日に第六軍団が免職処分と3年間の任用停止を承認し、これらが6日午前0時に発効したと明らかにした。

(呉書緯、游凱翔/編集:田中宏樹)
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