昭和も大昭和、おじいちゃんおばあちゃん世代の駄菓子として人気のあったカルメ焼きは、飴を重曹で発泡させた砂糖菓子だ。昔は祭や縁日の露店などで実演販売されていたそうで、私のおばあちゃんはこれが大好きだったそうだ。
今も一部スーパーや駄菓子屋さんで販売されているのだが、家庭でも手軽に作ることができる。今回は昭和95年(令和2年)を生きる我々が、ノスタルジーに浸りながら当時のレシピに少しアレンジを加えて再現していこう。
カルメ焼きというか、スポンジキャンディーって感じかな。
※カラパイアクッキングの料理レシピは「#ネトメシ」で全部見られるよ。
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■ スポンジキャンディの作り方
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■材料(直径約10cm 放置時間除き10分程度)
・砂糖 60g (ブラウンシュガーでもOK)
・黒蜜 30g (メープルシロップでもOK)
・重曹 小さじ2
・卵白 小さじ1 (お箸でちょっと切ってスプーンですくう)
■器具
・耐熱容器 大きめのボウル型推奨
・オーブンシート 1枚カット
・ボウル (冷却用)
・スプーン (混ぜる用)
・小皿 (卵白と重曹用)
・濡れ布巾 (下に敷く)
・布巾やミトン (熱い容器を押さえる用)
・調理用温度計 (なくてもOKだがあると便利)
【下準備】
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・冷却用ボウルにオーブンシートを敷いておく
・小皿に卵白と重曹を混ぜておく
・濡れ布巾、ミトンなどを用意しておく
【砂糖と黒蜜を加熱しよく混ぜる】
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・耐熱ボウルに砂糖、黒蜜を入れ混ぜる。
・レンジ500wで1分加熱しよく混ぜた後、再度500wで2分加熱してまた混ぜる。
■ワンポイントアドバイス
・調理中の液はとにかく熱いので火傷に注意する。
・あらかじめ敷いた濡れ布巾の上に加熱したボウルを置き、乾いたフキンやミトンなどでしっかり押さえて混ぜると固定されて混ぜやすい。
・加熱中かなり泡立つので決して目を離さず、膨らんできたら一旦取り出して混ぜる。
・2回目のレンジ加熱でトロッとした水飴状になるのがポイント。
【卵白と重曹を混ぜシートに流してさます】
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・卵白と重曹を混ぜた液を加え、10秒ほどよく混ぜる。
・膨らみだしたら用意していたボウルのシートにスプーンで流し入れる。
・広がり平らになった液を室温に30分ほど置き冷め固まったら完成。取り出して切っていただく。
■ワンポイントアドバイス
・シートに落とす生地の量はお好みで。
・調理用温度計がある人は120度以上を目安に卵白と重曹を混ぜると良い。
【完成 スポンジキャンディー できちっち!】
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エアリーな食感が楽しめるスポンジキャンディーは、濃厚な黒蜜風味でお茶やコーヒーにもぴったり!黒蜜の代わりにメープルシロップを使ってもおいしい。
軽く濡らしたナイフで一口大にカットしておけば、ちょっと甘味が欲しい時につまめるふんわりスイーツにもなる。
コーヒーやミルクティーに、砂糖の代わりに1切れ浮かべてもおいしいよ。
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ちょっとコツはいるけれど、慣れてしまえばいつでも作れる、シンプルな材料でできるレトロなおやつ作りをぜひ楽しんで欲しいな。
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ではオチていこう。
今回は、ところどころに空気を含んだキャンディーから地層を連想。地層に潜む生き物、と言えばあの子たちだ。
土の中のミミズ一緒に「めざめの春」を演出してみた。
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甘い地層に潜むミミズの正体は白玉だんご。ボディの色は赤、緑、黒の食用色素のミックスなので無論おいしくいただける。
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豊かな土を作るのに一役買っているミミズといえば、リアルなものも食材になったりしてるけど、ミミズ型のスイーツなら抵抗なく食べられるでしょ?
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料理:インスタグラムではマル秘レシピも!@クマ姉さん、ディレクション:リスポワールD、プロデュース:パルモ
さて、クマ姉さんにこんな料理作ってほしい!または自分のレシピを紹介したいというお友達は、カラパイアの投稿フォームからカテゴリー「カラパイアクッキング」を選択して投稿してね!!採用になった人にはカラパイアノベルティグッズをプレゼント。みんなのお便りまってます!
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記事全文はこちら:昔懐かしい昭和の味。カルメ焼き風スポンジキャンディーの作り方【ネトメシ】 http://karapaia.com/archives/52289109.html
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