◆日本生命セ・パ交流戦 2026 巨人―ソフトバンク(26日・東京ドーム)

 巨人・則本昂大投手が4回6安打7失点でKOされた。移籍後6試合目の先発で5四死球と苦しみ、最後までリズムをつかめなかった。

スポーツ報知評論家の高橋由伸氏はいまだ勝ち星のないベテラン右腕を分析した。

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 何度も対戦した相手だから、データはたくさんあったと思う。則本は初回から変化球を多めに配球した。初回、4番・栗原には全12球を投げて9球が変化球。しかし、追い込んでもファウルで粘られ、何を投げても当てられた。直球の切れ味からカーブを交えたり、緩急で勝負する投手だけに印象が違った。ソフトバンクにとっては、攻略するに難しくなかったと思う。

 楽天時代は通算21勝23敗と負け越している。嫌なイメージが先行し、則本自身も昔ほど球威がないことを自覚しているから”イメチェン”したのだろうが、コントロールにも影響した。過去5試合で多くて1個の四死球がこの日だけで5個。有利なカウントに持って行けないことで、自らの投球を苦しめていた。

 阿部前監督の辞任により、新体制でスタートした。

いつも以上に世間の注目を集めた分、経験豊富な右腕にとっては慎重になった部分もあったと思う。また、巨人に移籍してから勝ててないことも少なからず意識したはず。でも、私が対戦した則本は、とにかく大胆な、迫力のあるピッチャーだった。その良さを失っては則本ではない。今、チームは苦しい戦いを強いられているが、気迫を前面に押し出す姿で引っ張る時だと思う。(高橋 由伸)

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