白鳥夫婦の愛情にグっとくる。怪我の治療を受けていた夫が妻と再会する瞬間がラブ・ロマンチック!
 白鳥は、死がふたりを分かつまで生涯にわたって唯一の伴侶と絆を結ぶ。常に寄り添い、支えあう白鳥の夫婦の姿は「永遠の愛」の象徴とも言われているが、まさにそれを証明するかのような出来事が起きた。


 カナダ、トロントのブラッファーズ公園近くで、怪我をして出血をしている白鳥のオスが発見された。野生動物センターが救助し、数日間の治療を経て元気になった白鳥を元の場所に返した。

 その白鳥のオスの帰りを今か今かと待ち望んでいたのは生涯の伴侶であるメスである。お互いの姿を確認した夫婦は、全速力で駆け寄って、お互に向き合いながら羽を広げて再会の舞を踊り始めたのだ。

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Swan reunion in Toronto melting hearts online白鳥のつがいのオスが怪我で搬送 トロントにあるブラッファーズ公園近くの池で、水に浮かんだまま動けなくなっている白鳥がいると通報を受けたトロント野生動物センター(TWCへと運ばれた)は直ちに現場に向かった。

 その白鳥はオスでマンゴという。マンゴは出血しており、職員はマンゴを保護すると、センターで怪我の治療にあたった。

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 その一部始終を見守っていたのは、マンゴの生涯の伴侶であるメスのシャーロットである。

 検査の結果、マンゴのくちばしには傷があり、それが原因で出血し、羽の防水機能が低下していたことが明らかとなった。

 幸いなことに、治療からわずか二日後に、マンゴは回復に向かい始めた。白鳥の夫婦が感動の再会 常に寄り添っていたマンゴとシャーロットだが、怪我をして動けないマンゴが急に捕獲され、どこかに連れ去られたことで不安な日々を過ごした。

 だが数日後、マンゴは完全に回復し、元の場所へと連れてこられた。


 誰よりもマンゴの帰りを待ち望んでいたのはほかならぬシャーロットである。

 職員が路地でマンゴをクレート(キャリーケース)から出した。しばらくするとマンゴが声を上げる。その声を聞きつけたシャーロットは近くまでやってきた。

 そしてそれがマンゴであることがわかると、大急ぎで駆け寄ってきたのだ。マンゴもシャーロットの姿を確認すると、同様に駆け寄っていった。

 そして両者は至近距離で向き合いながら、再会の喜びを羽を大きく広げパタパタとふることで表現した。

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 人間なら熱い抱擁を交わすところだが、羽のある白鳥にとっては、これが最大級の愛情表現なのだ。

 そのまま池に向かった2羽は、以前からそうであったように寄り添いながら仲良く水の中へ入り、一緒に泳いでいった。

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 トロント野生動物センターによると、白鳥は生涯の伴侶を持つ一夫一妻制の鳥で、人間と同じように愛情を表現するために、複雑なボディランゲージや発声を使うという。

 そして夫婦で繁殖や育児、食物の探索などを協力して行うそうだ。伴侶を失ったハクチョウは再び新たなパートナーを見つけることがあるものの、常に1羽だけを愛するという。


written by parumo

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