家族がいかに快適に乗れるかを考え、日産 スカイライン 2000GTに改良を施してきたオーナー。

 その徹底ぶりは静かに乗るために純正と同型のマフラーをワンオフで作成するほど。
そのためエンジンや足周りはノーマルかと思いきや、こちらも相当手が入っていた。

 まずエンジンルームでは、点火系をフルトラ化しMDIを設置。燃料ポンプは電磁ポンプ化、さらに燃料系ホースを自作のアルミパイプで製作。プラグコードは長さをぴったり合わせて、ヘッドの横をぐるりと回す取り回しに変更。さらにヘッドはすべての文字を削ってフラットにした上、ポリッシュをかけた。

オルタネーターのマウントなど、各部にステンレスやクローム、ポリッシュパーツを使い分け、エンジンのファインチューニングとディテールアップを図っている。


 足回りはブレーキがMk63キャリパー+スリット入りベンチレーテッドディスクを採用。もっと車高を下げたこともあったが、4人乗車の際大きなギャップで底突きすることがあるため、車高を何度か見直し、家族4人が快適に乗れる現在の仕様に落ち着いた。

自作したプラグコードステーなど、全ての画像を見る