9月30日(木)、アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』が15話でついに最終回を迎えました。皆の感想や考察を、あらすじを交えてご紹介します。※ネタバレにご注意ください

同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。
雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”=連続怪死事件を軸に、第1期「鬼隠し編」から第2期「祭囃し編」までが描かれ、2020年秋、完全新作『ひぐらしのなく頃に業』として再アニメ化されました。

今年7月1日(木)からは『業』の解答編『ひぐらしのなく頃に卒』が放送開始となり、9月30日(木)に放送された第15話「神楽し編 其の四」でついに最終回を迎えることに。
相次ぐ超展開にザワついた前回に続く15話は、あの名曲が流れファンを涙させたようです。
ほか特に話題になったポイント、皆の反響を紹介します。
ラストに号泣…!『ひぐらし卒』最終話、竜騎士07の歌詞に「や...の画像はこちら >>

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト

via higurashianime.com

もはやバトルアニメ!?梨花のキャラ変にも騒然

一緒に雛見沢にいたい。一緒に聖ルチーア学園に行きたい──前回「『ドラゴンボール』かと思った」とまで言われた白熱の空中戦から一転、梨花と沙都子は互いの主張をとうとう‟拳”でぶつけあいます。

「沙都子はまだ勉強が嫌いって言うか!」、「梨花ちゃん‟ぶん殴る!”って、キャラ変してない?」、「河原でクロスカウンター! まさか『ひぐらし』でこんな昭和の青春シーンが見られるとは……でも好き」、同時に、最終兵器と思われた鬼狩柳桜が「用なし」とばかりに河へ沈んでいく様子も「シュール」と話題に。さらに、殴りあう場面では絵の線が太く&濃く変化しまるで少年マンガのような作画に。「作画が本気すぎる」、「普通にクオリティの高いバトルアニメ。ここまで振り切ってると気持ち良い」と皆を感心させたようです。

長い長い戦いに、とうとう決着をつけたふたり。
河原で横たわる梨花と沙都子は子どもの姿から成長した姿に変化していました。

「また依存しあうエンドかと思ったら、違ったのでちょっとびっくり」という感想も見られた今回。
ふたりがこの後どのような進路を選んだか、それはぜひ本編で確かめてみてください。

『卒』は鉄平救済の物語だった!? 残る悟史の謎も…

梨花と沙都子に焦点が当たった前半でしたが、後半は‟卒業”にふさわしい桜満開の雛見沢で、入江や鷹野などほぼ全キャラクターのその後が描かれました。

中でも皆を喜ばせたのはやはり……大好きな沙都子に裏切られ一度退場した、叔父の北条鉄平(CV.宝亀克寿さん)。
スーパーの帰り道、大荷物を抱えて沙都子に呼びかける鉄平。満面の笑みで夕食の話をする鉄平からは、『業』以前のような威圧感はすっかり消えています。「鉄平が幸せなら全部ハッピーエンド!」、「私の『業・卒』の思い出、ほぼ鉄平(笑)」、「 ‟綺麗な”鉄平が消えてなくてよかった。沙都子、今度は殺さないでね?」とまさに最後、ファンの期待に応える形となりました。

旧作の時のひどい男から改心し、まさかの人気を博した鉄平──「『業』『卒』は鉄平を救う物語だった」と、そこに満足感を得た人も。
アニメ公式サイトの最終回キャストコメントでは、鉄平役・宝亀克寿さんも「声優人生の中でも嬉しい出来事」と述べており、改めて反響の大きさをうかがわせます。
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