【那覇】親戚や家族が墓前に集まり先祖を供養する「清明祭(シーミー)」の時期を迎え、那覇市の識名霊園では、墓掃除で出た草木などのごみの不法投棄が確認されている。12日は新たに12袋分のごみが見つかった。

 市クリーン推進課によると、2016年ごろのピークから改善傾向にありながらも、例年シーミーの時期に不法投棄が確認されている。担当者は「『草木は置いてもいい』という認識が定着しているのではないか」と話す。昨年はシーミーの時期の約1カ月間で、約450キロ分のごみが不法投棄された。
 市は3月下旬から市内の墓地周辺でパトロールを始め、不法投棄されたごみ袋に警告シールを貼って回収を促している。識名霊園では約60袋分のごみがあったが、12日時点では約半分が回収されているという。
 ごみは自宅へ持ち帰り、指定された回収日に出すか、事前予約をして那覇・南風原クリーンセンターに持ち込むこともできる。
 市の担当者は「シーミーは大事な行事なので、先祖に恥じないようマナーを守って対応してほしい」と呼びかけた。(社会部・末吉未空)
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