【那覇】ミャンマー伝統の「水かけ祭り」が4月12日、那覇市の栄町市場であった。沖縄に住むミャンマー人や市場関係者が参加。
びしょぬれになりながら歌い踊り、軍による弾圧が続く祖国に平和が訪れるのを願った。
 「ティンジャン」と呼ばれる水かけ祭りはミャンマーの正月を祝う催事で、新しい年を迎える前に厄を水で洗い流すという風習がある。
 栄町市場の祭りは在沖縄ミャンマー人会が故郷の伝統文化を紹介しようと企画。特設ステージではミャンマーの踊りや音楽が披露され、料理も並んだ。
 参加者は笑顔で踊りながら水を気持ち良さそうに浴びていた。また、ミャンマーの民主化を求める市民に対し、3本の指を立てて連帯を示す場面も。「軍事政権と戦い続ける」との声も上がった。
 近くで飲食店「ロイヤルミャンマー」を営むトウヤ・ソウさん(43)は「家を空爆で焼かれる被害に遭った人もいる。こういう情勢で正月を楽しめない人もいるが、今回はみんな元気を出そうと祭りを開いた」と話した。(社会部・塩入雄一郎)
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