◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(8日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)

 首位と2打差2位からスタートした40歳のベテラン藤田さいき(JBS)は、風が強まった午後組で、2バーディー、3ボギーの73と踏ん張り、通算1アンダーで首位の大久保柚季(加賀電子)と4打差の5位。優勝争いに踏みとどまり、大会最年長優勝のチャンスを残した。

 スタートホールの1番パー4で、藤田はいきなりトラブルに見舞われた。第1打を右に曲げ、第2打を目の前の木に当てるなどしてボギー発進となった。

 4番でバーディーを奪い返したが、12番、13番で連続ボギー。この日、スコアを2つ落として迎えた15番パー3で、もう少しでホールインワンのナイスショットでピン80センチにつけてバーディー。通算1アンダーでホールアウトした。「きょうはよく耐えました」とホッとした表情で第2ラウンドを振り返った。

 東コースで行われた昨年大会で体調不良ながら、韓国の申ジエ(スリーボンド)とプレーオフの激闘を繰り広げて2位惜敗。今回は「苦手」という西コース開催ながらも、優勝が見える位置で決勝ラウンドに進出した。

 元世界ランク1位で日米通算24勝の宮里藍さんと同じ1985年生まれの40歳。2017年に32歳で現役引退した宮里さんは、この日「久光製薬プレゼンツ記念撮影会」などで大会を盛り上げるために来場。優勝争いに加わり、大健闘している藤田について「すごい、の一言に尽きます。この年齢になって、体がきついことがあるはずなのに、それを感じさせません」と称賛した。

 40歳の藤田が優勝すれば大会史上最年長V。メジャーでは5番目の年長Vとなる(最年長Vは97年日本女子オープンを制した岡本綾子)。アンダーパーは、わずか8人だけの“我慢大会”で偉業達成を目指す。「明日(9日)からも耐えるだけです。体調は全く問題ありません。元気です」と前向きに話した。

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