U23(23歳以下)世界ろう者サッカー選手権大会(11~23日、セルビア)に出場する日本チームのデフサッカー男子育成選抜は8日、森保洋監督と選手16人ら一行が、関西空港から試合地へ出発した。大阪・泉南市内での直前合宿最終日だったこの日は、攻守の連係を最終確認。
デフサッカーとは聴覚障害者によるサッカー。健常者のサッカーと同じく11人で行うが、試合中は補聴器を外さなければならないため、手話やアイコンタクトで意思疎通を図る。昨秋の東京デフリンピック銀メダルのメンバーで、今大会のチームをけん引するGK則末遼斗主将は、先天性の感音性難聴を抱えながら小学生以降、健常者のチームでプレー。流通科学大4年の現在はデフサッカーと両立する。3月に続く2度目の男子育成選抜の合宿を終え、「どれだけコミュニケーションの質を上げられるかを大事にしてきた。強みは一体感。勢いに乗りたい」と手応えを得た様子だ。
1月に就任した森保監督は「まだまだデフサッカーは一部の方にしか認知されていない。広めたい気持ちはある。U23とはいえ、世界で結果を出して知ってもらいたい」と意気込む。兄は、6月開幕の北中米W杯で初優勝を狙う日本代表の森保一監督。

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