◆JERAセ・リーグ 広島1―4ヤクルト(8日・マツダスタジアム)

 勝負どころをしっかりと見極めた。2点リードの9回1死三塁。

ヤクルト・池山監督が動いた。打席の岩田がカウント2―0としたところで出したのはスクイズのサイン。しっかりと一塁前に転がして、貴重な追加点をもぎ取った。チーム今季初のスクイズが決まり(記録は内野安打)、指揮官はベンチ前でガッツポーズ。岩田は「心の準備はできていました。緊張もしましたが、しっかり決められてよかったです」と振り返った。

 指揮官は「基本的には打ち勝ちたい。接戦になったら使うかもしれないが」と開幕戦から犠打を使わず、前日までわずか2度。12球団で最少の数字だったが、この日は一転、8回1死一塁で茂木が投前へ送りバントを決めるなど、1点にこだわった。「成功するたびにベンチも盛り上がる。選手がついてきてくれてるからこそ、まあ成功につながってると思います」と指揮官。相手の意表をつく采配が奏功して、4月28日以来の首位奪回。

“イケヤマジック”がますます冴えてきた。

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