◆JERAセ・リーグ 中日9―2巨人(8日・バンテリンドーム)

 中日は、今季最多9得点で巨人とのカード初戦を白星で飾った。

 2回にボスラーの3号2ランで先制した。

5回には相手の失策でチャンスを広げ、カリステ、村松、細川の適時打で3点を追加した。3点リードで迎えた7回には、村松の右前適時打と細川の5号3ランで4得点。4番の一発がダメ押しとなった。

 岡林、上林、サノーら主力を欠く中、井上監督は「いるメンバーでベストな形を」と打順を試行錯誤。1日の広島戦(マツダ)から、3番に村松、4番に細川を据えた。4、5日の阪神戦(バンテリンD)では7点を奪うなど打線が機能。この日も村松と細川で計6打点をマークした。井上監督は「3番・村松、4番・細川の並びがいい。僕の中ではちょっと気に入っている。村松あたりは機能してくれている。(四球も増えて)僕がそういった役目を担います、みたいな動きが見える」と、うなずいた。

 先発・柳は、6回1/3を7安打2失点で今季2勝目を挙げた。

初回先頭打者から6者連続奪三振をマーク。3回先頭の中山にフルカウントから四球を与えた。1956年3月27日の阪神・小山正明(広島戦)の初回先頭から7者連続奪三振のプロ野球記録まであと1つで止まった。

 それでも、多彩な変化球がさえわたり、5回まで無失点。6回にダルベックの右中間への適時二塁打で1点を返されたが、先発の役目を果たした。指揮官は「なかなか勝ち星がつかない中で、立ち上がりから代わるまで粘り強く投げてくれた。もっと行かせたい気持ちもあったけど、いいピッチングをしてくれた」と賛辞を贈った。

 チームはこれで、5位・広島に1ゲーム差。あす9日にも、今季初となる最下位脱出の可能性が浮上した。

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