◆米大リーグ アストロズ2―12ドジャース(6日、米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が6日(日本時間7日)、敵地・アストロズ戦で「1番・DH」で先発出場。自己最長ブランクとなる6試合&26打席ぶりとなる待望の安打を含むマルチ&適時打で4打数2安打1打点1盗塁。

自己ワーストだった長いトンネルから脱出した。

 注目を集めたのは、3回に二塁ベース上で披露したセレブレーションだった。大谷は二塁に達すると、塁上では歓喜に沸くナインに向けて、両手と片足を上げて腰をひねるおなじみの「ヒップロックポーズ」を見せた後、さらに左足を高々と蹴り上げるパフォーマンスを披露した。

 誕生のきっかけとされるのが、今月2日(同3日)の敵地・カージナルス戦だ。チームはこの試合で今季ワースト4連敗を喫した。現地中継局の映像には、最後の打者となったラッシングがベンチに戻る際に、高々と足を振り上げ、その足が近くにいた山本由伸の顔に当たりそうになる場面が映し出された。この“ハイキック”を機に、ヒットを打った選手が披露するようになり、徐々に浸透してきている。ナインの1人は「『キック・セリー』(セリーはセレブレーションの短縮で使われる)は、何か新しい流れを始めたいってことなんだ。悪い雰囲気というか、これまでの流れを蹴り出す。そして、新しくスタートをしようって感じだね」と、込められた意味を明かした。

 チームは10試合ぶりの2桁得点で大勝し、連敗を阻止。カード勝ち越しも決めた。

休養日を挟んで8日(同9日)からは本拠地7連戦、さらに敵地6連戦の計13連戦に突入する。ロバーツ監督は「素晴らしかった。このロードトリップ全体も立て直せた。オフ日を前にいい気分で終われるのは大きい。特にアンディ(パヘス)は際立っていた。翔平もいいスイングをしていたし、フレディ(フリーマン)も良かった。タッカーも、マックス(マンシーも)も素晴らしい遠征だった。全体的に良かった」と満足げに振り返った。

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