声優・俳優・アーティストとして活動する宮野真守が、2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演することが決定した。松坂桃李が主演を務める同作で、宮野は幕末を生きる旗本・滝川具挙を演じ、大河ドラマ初出演を果たす。


 宮野が演じる滝川具挙は、小栗家の隣に住んでいた幼なじみの旗本。若い頃は茶目っ気のある人物ながら、外国奉行、神奈川奉行、京都町奉行と出世を重ね、最終的に大目付にまで上り詰める。攘夷のが吹き荒れる京都では治安維持に尽力し、徳川幕府への強い忠誠心を持つ武断派として行動。徳川慶喜による大政奉還にも反対し、薩摩藩への討伐を主張するなど、激動の時代において強硬な姿勢を貫く人物だ。戊辰戦争でも小栗と同様に新政府軍への徹底抗戦を訴えるなど、物語の中で重要な役割を担う。

 宮野は今回の出演について「自身初の大河ドラマ出演になります。このような機会をいただき、とても光栄に思います」とコメント。さらに「膨大な設定資料、綿密な打ち合わせ、入念な事前準備などに、スタッフの皆様の熱意を感じ、プレッシャーを抱きつつも、チームの一員になれる喜びと新たなチャレンジへのやる気に満ち溢れている」と心境を明かした。

 演じる役柄については「『小栗忠順』の幼なじみで、若輩の頃から意見を交わし合い、性質の違いから時にぶつかり合い、幕臣としてのなんたるかを追求していきます」と説明。「小栗に対しても物語に対しても刺激を与えられる存在であれるよう、誠心誠意臨んでいきたい」と意気込みを語っている。

 宮野は1983年生まれ、埼玉県出身。2001年に海外ドラマの吹き替えで声優デビューし、その後アニメや映画、ゲームなど幅広い分野で活躍。
俳優としても舞台や映像作品に出演し、近年はNHK作品への参加も重ねている。今回の大河初出演で、さらなる表現の幅を見せることになりそうだ。
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