国民的ヒーロー・アンパンマンの劇場版最新作『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』が、6月26日より全国公開される。本作で、レッサーパンダの旅人・パンタンの声を担当する土屋太鳳が、大胆かつ繊細な演技を披露する本編アフレコ映像が解禁された。

 1988年にテレビアニメがスタートし、翌1989年には劇場版1作目が公開。昭和、平成、令和と3つの時代を超えて愛され続ける『それいけ!アンパンマン』。劇場版シリーズ37作目となる本作は、レッサーパンダのパンタンを中心に、物語は展開する。

 遠い昔、ある冒険家と交わした大切な約束を胸に、たったひとりで旅を続けていたレッサーパンダのパンタン。ところが旅の途中、ばいきんまんの“赤ちゃんスプレー”を浴びてしまい、子どもの姿になってしまう。

 困っていたパンタンを助けたのは、アンパンマンたちだった。パンタンは、自分が旅をしている理由、そして“約束を守れなかった”という後悔を抱えていることを打ち明ける。

 ジャムおじさんの「約束は、守ろうとする気持ちが大切なんじゃないかな」という言葉に勇気づけられたパンタンは、「今度こそ約束を守りたい」と決意を新たに、クリームパンダとともに“虹の星”を目指すことに。

 しかし、その道のりには次々と大きな試練が待ち受けていた。嵐や思いがけないトラブルに見舞われ、何度も心が折れそうになるパンタンたち。さらに、宝物を狙うばいきんまんたちも、こっそり飛行機に乗り込み、後を追ってきて――。

 「何があっても、あきらめない!」という思いを胸に前へ進むパンタンと仲間たち。やがて“虹の星”が再び輝く時、約束の場所で彼らが目にしたものとは――。パンタンは今度こそ、大切な約束を守ることができるのか――。勇気と友情、そして“約束”をめぐる物語となっている。

 公開されたアフレコシーンは、2つ。1つは、ヌラに遭遇し、レインボー号に降りかかったピンチを乗り越えて、気持ちを一つにするパンタンとクリームパンダを捉えた場面。もう1つは、パンタンが旅を続ける理由と、その目的地について語る場面だ。クリームパンダとの絆、そして困難に立ち向かうパンタンの姿が胸を熱くする映像となっている。

 アフレコ当日について、土屋は「本当に当日は、パンタンの責任を全うできるかと、ドキドキしながらブースに入りました」と回想。声だけで感情を表現する難しさに悩みながらも、「かわいらしい姿と、経験豊富な中身、そのギャップが魅力」とキャラクターを分析し、台本に細かく書き込みを重ねながら役を作り上げたという。

 また、アフレコにあたっては弟で声優の土屋神葉から「客観的に自分で録って、それを聞いた方がいいよ」「とにかく大きく大きく、ジェスチャーのつもりでやった方がいい」といった的確なアドバイスをもらい、それを生かして見事に乗り越えたエピソードも明かした。

 私生活でもアンパンマンは特別な存在だという土屋。自宅では子どもとアンパンマンの楽曲を聴いたり、「ママはアンパンマンね、弟の神葉はばいきんまんね」と役割を決めて“ごっこ遊び”をしていると笑顔で語った。

 さらに、「大事なことって、全力で頑張っている人だけじゃなく、その人を支えている人がいるということをアンパンマンに教えてもらった気がします」とコメント。作品を通して、仲間や支え合うことの大切さを感じてきたという。

 本作のテーマでもある「約束」については、小学6年生の頃に聞いた「命のバトンをつないでいってください」という言葉が、今も自身の原動力になっていると告白。自身も28歳の時に大切な友人を亡くした消えない後悔を抱えながら、「今を一緒に生きることで乗り越えられたらなと思います」と、作品に込められた思いへの共鳴も語った。

 最後に土屋は、「パンタンが大切な約束を守るために、アンパンマンとその仲間たちと大冒険をします。大切な人たちと大好きな人たちと、大きなスクリーンでぜひ楽しんでください。パンタンの願いと思いが届きますように」とメッセージを寄せている。

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