◆米大リーグ ヤンキース―ブルージェイズ(21日、米ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのGM付き特別アドバイザー・松井秀喜氏(51)が21日(日本時間22日)、ブルージェイズ戦が行われたヤンキースタジアムに姿をみせた。球団業務のためで、巨人の後輩にもあたるブルージェイズ・岡本和真内野手(29)との対面は実現しなかったが、岡本の活躍を「素晴らしいです」とたたえ、ヤンキースの勝利と岡本の快打を願った。

 試合開始直前の午後7時に業務を終えた松井氏。岡本とは”ニアミス“になり、「会えなかったですね。もう試合始まっちゃうでしょ」とちょっぴり残念そうだった。ポスティングでメジャー挑戦した岡本の活躍については改めて「素晴らしいです」と太鼓判を押した。岡本は5月5日に10号を放ったのを最後に12試合アーチがなく、ヤンキース戦では前日20日(同21日)までの3試合で7三振とやや調子を落としている。

 4月にニューヨーク郊外で野球教室を行った際には、「アドバイスはない。結果出すしかないんですよ。自分で見つけるしかないですからね。自分で日々改善しようと奮闘してるでしょうから。彼の場合、守備もいいし、そういう意味では、試合に出続けることが一番大切。出続ければ、自分なりの改善法が、おそらく出てくるんでしょうから」と語っていた松井氏。この日も、直接の激励はできなかったが、長い目で見守っている。

 とはいえ、ヤンキースの要職を担う立場上、岡本が打って、ヤンキースが勝つのが理想的。「そうだね、それが一番いいですね」とニヤリ。「よろしく言っといて下さいね。クラブハウスに来たと伝えて下さい」と言い残して球場を後にした。

 ブルージェイズの岡本は、この日のヤンキース戦に「4番・三塁」でスタメン出場。同カードの最終戦となるこの日は、1978年から球団で勤務するビジタークラブハウスのククーザ・マネージャーから、松井氏のサイン入りの背番号「55」ピンストライプユニホームをプレゼントされた。松井氏の縁を感じてのヤンキース戦4連戦での最終戦。快音を響かせたい。

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