◆米大リーグ ヤンキース0―2ブルージェイズ(21日、米ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)は21日(日本時間22日)、敵地・ヤンキース戦に「4番・三塁」でフル出場したが、4打数無安打に終わり、自己ワーストに並ぶ3試合連続無安打となった。空振り三振、三ゴロ、中直、空振り三振で、打率は2割1分8厘と悪化した。

チームは2−0で今季3度目の0封勝ちで同カードを2勝2敗のタイとした。

 初見参のヤンキースタジアムで大暴れできなかった。同カード4連戦にフル出場した岡本は、4試合で16打数1安打の打率・6分3厘。同一カード最多となる9三振も喫した。三振率56%は、選球眼に長けた岡本らしからぬ数字だった。

 「(原因は)様々なことがあると思います。打てる時、打てない時は絶対あるんで、また自分が打てるように練習して準備していくだけだと思います」

 ロースコアで2連勝。2連敗で始まった同カードをタイにした。第3打席は野手の正面となる中直。「比較的僕の中ではいい感じだった。結果は置いといて、そう思っています」と前向きに捉えた。

 試合前には、ヤ軍アウェー・クラブハウスのククーザ・マネージャーから、偉大な巨人の先輩で現ヤンキースGM付き特別アドバイザーの松井秀喜氏(51)のサイン入り、背番号「55」、ピンストライプ・ユニホームをプレゼントされた。

うれしいサプライズに笑顔をみせつつ、「僕のバット、穴が開いてますから」と、自虐ギャクを放つ一幕も。球団業務で当地を訪れた松井氏との面会は”ニアミス”に終わったが、松井氏は先月「試合に出続けることが一番大切。彼の場合は守備もいいし、出続ければ、自分なりの改善法が出てくるでしょうから」と語っていた。

 快音がなくても、守備で勝利に貢献できるのが岡本だ。5回二死一、二塁では、三塁線へのゴロを逆シングルで受け、身をよじってジャンピングスロー。抜ければ同点となるピンチを救うと、笑顔で、ブ軍ファンが陣取る三塁側客席にボールを投げ入れた。「カズが素晴らしいプレーをみせた」とシュナイダー監督も称えたファインプレーだった。

 同カードでは、味方のゲレロ、敵軍のジャッジも不振にもがいていた。実績ある強打者でも長いシーズンには苦しい時期がある。「僕は打ってないけど、チームは勝っているのでそれが一番だと思って明日からも頑張っていきたいです」。22日(同23日)からは本拠に戻ってのパイレーツ戦。第2戦には、昨季のサイ・ヤング賞右腕のスキーンズが先発予定となっている。

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