◆米大リーグ パドレス―ドジャース(20日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地・パドレス戦に「1番・投手」でスタメン出場して先発登板し、初回に先頭弾となる8号ソロを放つと、5回88球を投げ、3安打無失点、4奪三振、最速100・2マイル(約161・3キロ)をマークし、4勝目の権利を持って降板した。防御率は0・73となったが、規定投球回には1イニング足りなかった。

6回を投げなかったのは今季初めてだった。

 0・5ゲーム差の2位・パドレスとの3連戦3戦目。勝てば首位堅守、負ければ2位転落という一戦で、1回表先頭の1打席目は初球を捉えて先頭打者本塁打。メジャーのレギュラーシーズンの試合では初の登板日の先頭弾となる8号ソロを放って、自らを援護した。

 1点のリードを持って上がった1回裏のマウンド。先頭のタティスはフルカウントからスイーパーで投ゴロに打ち取った。2番のアンドゥハーには11球粘られたが空振り三振。3番のシーツからも空振り三振を奪った。

 2点リードとなった2回1死一、二塁の2打席目は中飛。飛距離375フィート(約114メートル)という惜しい当たりだった。2、3回は2イニング連続の3者凡退。強力パドレス打線を相手に1巡目は、1人の走者も出さない好発進を切った。

 4回は先頭のタティスに四球。1死一塁からシーツに初安打となる左前安打を許したが、1死一、二塁のピンチからギアを上げて、マチャドを三飛、ボガーツには100・2マイル(約161・3キロ)をマークして中飛に打ち取って無失点で切り抜けた。5回先頭の3打席目は四球を選んで出塁。タッカーの右前適時打で生還し、リードを3点に広げた。

 3点リードの5回は、途中出場のジョンソン、続くカステラノスに2者連続安打を浴びて無死一、三塁。ロレアノの投ゴロでは三塁走者を1度見て二塁に送球したことで、併殺を奪えずに1死一、三塁。二盗を許して四球も与えて1死満塁とピンチは広がった。それでもタティスを遊ゴロ併殺打に打ち取ると大きくほえた。規定投球回まではあと1イニングだったが、今季最短の5回での降板となった。

 直近3試合の登板は、投手に専念して打順には入らなかったため、登板日に打席に入るのは4月22日(同23日)の敵地・ジャイアンツ戦以来約1か月ぶりだった。久々のリアル二刀流だったが、1打席目の初球にいきなりアーチを描いた。

 投げては、前回登板の13日(同14日)の本拠地・ジャイアンツ戦は、7回で今季最多の105球を投げ、4安打無失点、8奪三振の好投を見せて、4月15日(同16日)の本拠地・メッツ戦以来約1か月ぶりの白星となる3勝目をつかんでいた。

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