俳優の岡田准一、松坂桃李、清野菜名、瀬々敬久監督が26日、ヒューリックホール東京で開催された『第39回東京国際映画祭』(TIFF)オープニングイベントセレモニーに、レッドカーペットに続いて登場。オープニング作品となる映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(12月25日公開)をアピールした。


 同作は、1963年に坂本九の「上を向いて歩こう」が「SUKIYAKI」のタイトルで全米ビルボードチャート3週連続1位を獲得した実話をもとに、その誕生秘話を事実に基づくフィクションとして描くエンターテインメント大作。

 大きな拍手に笑顔で応えた4人。中村八大役の岡田は「東京国際映画祭のオープニングとして、この作品が選ばれたことをとても光栄に思っております」と喜び、「日本の映画として、音楽を体験する映画の良さが詰まった作品に仕上がった」と胸を張った。

 永六輔役の松坂は、昨年4月から約1年をかけて撮影したと明かし、「音楽を楽しむだけではなく、本当にその会場にいるかのようなライブ感を味わえる作品」と紹介した。

 中村八大の妻・順子を演じた清野は、劇中のステージを客席から見守った撮影を回想。「役を超えた皆さんの魂のぶつかり合いを目の当たりにして、とても胸にくるものがありました」と熱演を称賛した。

 瀬々監督は、戦後から高度経済成長期へ向かう時代を描いた作品だと説明。「戦争があり、そこから、平和を登場人物がどうつかんでいくかが基本の理念」とし、「この映画祭そのものが平和の祭典になっていただけるよう願っています」と思いを込めた。

 TIFFは世界から監督や俳優、映画関係者などが集まるアジア最大級の国際映画祭。今年のテーマは「CONNECT―映画が繋ぐ、その先の世界」で、10月26日から11月4日まで開催。期間中、204作品の映画が上映される。

 セレモニーにはほかに、ナビゲーターの中島健人、コンペティション部門審査委員のロルフ・デ・ヒーア、アレックス・ロー、オ・ジョンワン、渡辺真起子、ヨブ・ムーアらが登壇した。
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