2004年に放送され、昼ドラ史に強烈な爪痕を残したドロドロの愛憎劇「牡丹と薔薇」が、4月25日よりNetflixで配信開始されました。
Netflix Japanの公式Xで告知されると、当時の視聴者からは「絶対見るッ」「懐かしい、見なくちゃ」といった歓喜のコメントが相次ぎ、大きな反響を呼んでいます。
■ 34年に及ぶ数奇な運命と狂気の姉妹愛
「牡丹と薔薇」は、東海テレビ制作・フジテレビ系列で2004年1月5日から3月26日まで放送された全60話の昼ドラです。
物語はこの世に生を受けた当夜に誘拐されて苛酷な人生を歩むことになった姉・ぼたん(大河内奈々子さん)と、姉の存在を知らずに富豪の令嬢として育った妹・香世(小沢真珠さん)を中心とした愛憎劇。
互いの素性を知らずに成長した2人は、令嬢とお手伝いさんとして共に暮らすこととなりますが、同じ男を愛してしまうことから、壮大で狂気に満ちたドラマが幕を開けます。
■ 「財布ステーキ」に名台詞の数々……小沢真珠の怪演が光る
本作を語る上で欠かせないのが、妹・香世を演じた小沢真珠さんによる常軌を逸した「怪演」です。
劇中で放たれる「役立たずのブタ!」「香世様って呼びなさい!」といった強烈なセリフの数々や、食卓に牛革の財布を焼き上げたものを並べる「牛革の財布ステーキ」などのいわゆる「愛憎グルメ」は、放送当時からお茶の間の話題を独占し、「ボタバラ旋風」と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。
この作品によって「小沢真珠といえば」のイメージが完全に定着し、番組終了から長年が経過した現在でもカルト的な人気を誇っています。
なお、今回の配信決定に際してSNS上では「伝説のドラマが世界デビュー」と色めき立つ声もあがっていましたが、編集部調べによると、現時点では日本国内のみでの配信となっているもようです。
ドロドロの愛憎劇の世界進出とまではならなかったものの、日本のファンにとってはあの衝撃をイッキ見できる絶好のチャンス。色褪せることのない狂気の姉妹愛は、令和の現代においても視聴者の心を強く揺さぶりそうです。
<参考・引用>
Netflix Japan | ネットフリックス(@NetflixJP)
(山口弘剛)
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