2月に行われたミラノ・コルティナ五輪、女子フィギュアスケートで銅メダルを獲得した中井亜美選手が、在学する勇志国際高校主催の祝賀会に出席し、五輪の思い出やこれからやってみたいことなどを明かした。
ミラノ・コルティナ五輪で「緊張しなかった」理由
――以前、中井さんはインタビューで「ミラノ・コルティナ五輪では緊張しなかった」とお話しされていました。
そうですね。
でも、(代表の決まる)全日本選手権の後に「ここまで頑張ってきて、目指してきたものをしっかりと掴み取れた」という思いが込み上げてきて。
その頑張りのおかげで出場できた五輪の本番は、「大舞台だからこそ楽しみたいな」という気持ちの方が強く、ほとんど緊張せずに、普段通りの自分の演技を見せることができました。
五輪で中井選手が着用していた衣装
――リンクの上でも中井さんは楽しんでいるように見えましたが、フリープログラムでは最終滑走者でした。リンクに入る時はどのような心境でしたか?
初めての五輪の舞台で、どのような雰囲気なのかわからないままスタートしたので、ショートよりは多少の緊張感はありましたが、「五輪の最終滑走で滑るチャンスは、最初で最後なのでは?」と思っていたので、ワクワク感の方が大きかったです。
――演技を終えて採点を待っている時には、どのような気分でした?
演技に臨む前は、さほど結果を意識していませんでしたが、自分がメダルを獲れるかどうかがわからないギリギリの状況だったので、正直不安も感じながらその行方を見守っていました。点数と順位が出るまでは、「本当に長い時間だったな」と思います。
――結果を見た時の中井さんは、驚いたような表情にも見えました。
最終順位がどこに書いてあるか分からず、「メダルを獲れなかったのかな?」と思ったんですけど、アリサ選手が私の順位を教えてくれて、その時にやっと(3位だったことに)気づかされました。
在校生らが集うホールで挨拶をする中井選手
――気づいた瞬間は、どのような気持ちでした?
まさか自分がメダルを獲れるとは思っていなかったので、(3位が)決定した時は本当に嬉しかったです。
――そして表彰台での可愛らしい振る舞いも、皆さん心を掴まれたのではないかと思います。
本当に嬉しい気持ちしかなくて、本当に心の底から楽しんで表彰式には映りました。
中井選手はトークショーを実施し、五輪の時のエピソードや日常生活についてなど、来場された皆さんからのさまざまな質問に答えた。
――厳しい練習に励まれていることと思いますが、どのように気分転換をされていますか?
睡眠時間を多く摂ったり、自宅のお風呂にゆっくり浸かったり、練習を終えた後に大好きな焼肉やお寿司、スイーツといった美味しいものを食べて気分転換しています。
――嫌いな食べ物はありますか?
小さい頃は野菜が苦手で、今も少し苦手ですが、それでもスケートで良い演技をするためになるべくたくさん食べるようにしています。
NiziUやTWICEが好きなので、韓国に行ってみたい
全国各地で学ぶ同級生からのビデオメッセージを見つめる。
トークショーを終えた中井選手は、在校生や会場を訪れた皆さんから寄せられた質問に答えた。
――フィギュアスケートという競技のどこが好きですか?
難しい技に挑戦して、本番で成功した時は自分でもビックリしますし、本当に嬉しい気持ちになる瞬間です。
――銅メダルを獲得し、ご自身へのご褒美は何かありますか?
まだご褒美的なことは何もできていませんが、「スケート靴を持たずに、海外の色々な国に行ってみたいな」と思っていて。特にNiziUさんやTWICEさんが好きなので、韓国に行ってみたいです。
取材:JUN.S

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