「怪我した選手には失礼ですけど…とんでもなかった、こんなことあるんだって」29歳日本代表DF、海外名門チーム電撃移籍秘話を告白

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ワールドカップを戦う日本代表のメンバーに選ばれた渡辺剛。



上田綺世とともにオランダの名門フェイエノールトでプレーする29歳のセンターバックだ。



日本人最強レベルのエアバトラーで、ベルギーのヘントで年間MVPに選ばれるほどの活躍を見せると、2025年夏にフェイエノールトに引き抜かれた。



ただ、当初ヘント側は渡辺を絶対に手放さない方針だったようで、フェイエノールト移籍は一度破談していたという。



渡辺はDAZNのインタビューで移籍の裏側についてこう明かしていた。



「いやぁ、長いんですけど…(フェイエから)最初に話をもらってヘントと話した時に、まず出したくないって話をされて、余程の金額じゃないと出さないって言われて。



フェイエノールトがオファーを出したいから、どのくらいって話をしたいけど、ヘントはもう出す気ないから無理無理って言われて、破談に1回なったんですよ。



僕は絶対にフェイエノールトに行きたかったんで。クラブとも色々話したりとか、こうしてくれないんだったら、僕もこのチームに貢献できないよみたいな話もして、互いに協力しようって話になって、俺もやるから、話が来た時は話をしてくれるよね?って話したら、わかったと。



たまたまその話をした3日後にフェイエノールトとの練習試合があって。



スタメンで出て開始5分くらいに、僕が(相手のパスを)カットして、それが得点につながって、後半に相手の右センターバックの選手が怪我したんですよ、(全治)1年レベルの怪我をしちゃって」



「その時に『ちょっとあるかな』って感じになって自分のなかでも。



あと、綺世も相手にいて、『剛くん、これ本当に運きてますよ』みたいな。怪我した選手には失礼ですけど、『これでなかったらもうないっす』って言われて、運が寄ってきて。



試合が終わった後に、代理人からフェイエが動いているからどう?って言われて、行きたいですと。

その日の夕方にファンペルシー監督と電話して、こっちはとりたいし、是非きてくれと話をされて、次の日にはオファーがきて決まったって感じですね。



たぶん、ヘントも怪我させちゃって申し訳ないって気持ちも少なからずあって、接触で脛の骨を折っちゃって…。話がすぐその日の夜にまとまって…(急展開は)とんでもなかったです。さすがにこんなことあるんだって。



(ファンペルシー監督とは)ビデオ通話で話して、すごい評価してくれていると感じた。やってくれと言われて、あの人に言われて、断る人は多分いないじゃないですか。



(ラヒーム・)スターリングとかも彼に説得されてきたので、それくらい影響力のある人なので、即決ですね、行きます!と」



渡辺は「人生がかかっている」とすべてを賭ける覚悟でフェイエノールトとの練習試合に挑んだという。



2025年7月に行われたその試合でフェイエノールトDFトーマス・ベーレンが重傷を負った(手術を受けて今シーズンは全休)。



その直後に渡辺は、オランダのレジェンドでもあるフェイエノールトのロビン・ファンペルシー監督から直々に連絡を受けて、すぐに移籍がまとまったという。



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そんな名門フェイエノールトは、熱狂的サポーターがいることでも知られている。



渡辺は「負けたら、練習場を囲まれて、家に帰れない…今シーズンも2~3回あったし、アウェイからも帰れない。サポーターが200~300人くらい練習場で待っているから、家に帰れないから、各々パーキングにバンが10台くらいきて、各々自分の住所にダイレクトで帰れみたいなことは結構あります。

あと、(サポーターに)家もバレているので。スタジアムとか練習場の周りにみんな住むので、バレてて、危ないから外出るなみたいなことは多々あります。味方につければ、すごい声援も熱いし、クラブのためにプレーする選手はすごい愛されますね」とも語っていた。



筆者:井上大輔(編集部)

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