Nikeは26日、新作サッカースパイク『マーキュリアル ヴェイパー 17』と『マーキュリアル スーパーフライ 11』を発表した。
現代サッカーに求められる“異なる2種類のスピード”に着目し、それぞれ異なる特徴を持つモデルとして展開する。
新しいマーキュリアルシリーズは、エリートアタッカーが世界最高峰の舞台で相手との差を生み出すために開発された。『ヴェイパー 17』は狭いスペースでの俊敏性に特化し、『スーパーフライ 11』は広いスペースを攻略する持続的なスピードを追求している。
両モデルには、サム・カー、キリアン・エムバペ、サルマ・パラジュエロ、クリスティアーノ・ロナウド、ヴィニシウス・ジュニオールら、世界屈指のスピードを武器とする選手たちが着用する。
Nikeフットボールのフットウェアイノベーションシニアディレクターを務めるジェームズ・モリニュー氏は、「現代サッカーでは一つの速さだけではなく、局面ごとに異なるスピードが求められる」と説明。プレーヤーが重要な場面でスペースを生み出せるよう設計したと語った。
Nike Mercurial Vapor 17
『ヴェイパー 17』は、シリーズ史上最軽量モデルとして登場。陸上スパイクの発想を取り入れ、素早いフットワークや鋭い切り返し、瞬間的な加速を重視した。
軽量アトムニットのアッパーと極薄フライライトプレートを採用し、足元で高い反発性を発揮。さらに丸みを帯びたV字スタッドによって、急停止や方向転換でも高いグリップ力を実現している。透明感のある素材や小さな通気穴など、軽量性を視覚的にも表現したデザインも特徴だ。
一方の『スーパーフライ 11』は、シリーズ史上最高レベルの反発性能を誇るスピードシステムを搭載。オープンスペースを駆け抜けるアタッカー向けに設計され、試合終盤でもトップスピードを維持できるようサポートする。
Nike Mercurial Superfly 11
中央部にはビジブル仕様のエアズームユニットを搭載し、踏み込み時に圧縮され、蹴り出し時に強い反発力を生み出す構造となっている。
また、フライウィーブウルトラ素材を使ったアッパーが足に密着し、高速プレー時の一体感を向上。さらに、スーパーフライシリーズとしては2014年以来となるローカット仕様を採用し、自然な可動域と機動力を両立した。
Nikeは開発段階で、加速力や減速、疲労時の連続スプリント能力などを研究室と実戦環境の両面から検証。90分間を通して繰り返しスピードを発揮できるよう設計したという。
『マーキュリアル ヴェイパー 17』と『マーキュリアル スーパーフライ 11』の両モデルは、『ファントム 6』や『ティエンポ マエストロ』と並ぶNikeフットボールのトップラインとして展開。6月5日(金)からNike.comおよび一部販売店で発売予定となっている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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