5月24日のオークス・G1をジュウリョクピエロ(牝3歳、栗東・寺島良厩舎、父オルフェーヴル)で勝った今村聖奈騎手(22)=栗東・寺島良厩舎=が、26日の栗東トレセンで喜びを語った。

 厩舎で取材に応じた今村騎手は「朝、厩舎に来て、ムードが良かったです。

勝った時しかハッピーになれませんが、最後は笑顔で終わりたいと思っていました。自分の厩舎で勝てましたし、ここ(寺島厩舎)で育ててもらって良かったです。最高の結果だったと思います」と満面の笑みをみせた。

 東京2400メートルの参考にしたのが、先輩たちのジョッキーカメラだった。レース後に更新された自身のジョッキーカメラは、すでに245万回を超える再生回数となっている。「乗っている人しか味わえない感覚ですね。ありがとう、というひとりひとりの声も聞こえました」と思い出していた。また、「かっこよくキャンターで帰ろうと思ったんですけど、馬が外ラチに行きそうだったので、落ち着かせることにしました。時間がかかってしまって申し訳ないです」と“ピエちゃん”の困惑ぶりも明かした。

 JRA女性騎手として、史上初のクラシック制覇の偉業を成し遂げた。反響は大きく、昨日25日の夜もメディアに出演。祝福のラインも350通ほどあった。

「うれしいですね。同級生は今年の新卒なので、励みになったみたいです」とよろこびをかみしめていた。

 厩舎ではピエちゃんと、担当の佐々木助手と再び喜びを分かち合った。「チームで勝った勝利と思います。感慨深いですし、うれしかった」。あこがれのG1ジョッキーになったが、もちろんこれで終わりではない。「地に足をつけて、今まで通りやることは変わりないです。こつこつと、そして楽しく乗りたいと思います」と気を引き締めた。オークス馬となった相棒は明日、放牧に出される。今後も、この人馬から目が離せない。

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