モダンジャズ界の巨人で、テナーサックス奏者のソニー・ロリンズさんが25日、東部ニューヨーク州ウッドストックの自宅で死去した。95歳だった。

死因は明らかにされていないが、近年は健康上の理由から自宅で過ごしていた。米メディアが報じた。

 1930年、ニューヨーク・ハーレム生まれ。11歳でアルト・サックスを始めた。近所に住んでいたジャズ・テナーの父コールマン・ホーキンスに憧れ、17歳の時にテナーに転向した。40年代後半から活動を開始。数多くのアルバムを残した。

 50年代にマイルス・デイビスのバンドに参加。56年に代表作「サキソフォン・コロッサス」を録音し、ジャズ界屈指のサックス奏者としての地位を確立した。

 2度にわたって演奏活動を休止したが、その都度、復活。受賞歴も多いが、近年では「ジャズ界が生んだ最も偉大な芸術家」とされ、2000年代にグラミー賞を2回受賞した。

 10年には、米で最古の伝統と権威を誇る「アメリカ芸術科学アカデミー」のメンバーに迎えられた。

 ◆ソニー・ロリンズ 1930年9月7日、米ニューヨーク生まれ。他の代表作に「ビレッジ・バンガードの夜」(57年録音)、「橋」(62年録音)など。ジョン・コルトレーンと並ぶ「テナーサックスの巨人」と称される。

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