中国のスポーツメディア・咪咕体育などによると、最新の卓球男子シングルス世界ランキングで1位が入れ替わった。

ITTF(国際卓球連盟)が発表した最新のランキングで、先日のシンガポールスマッシュ2024で優勝した王楚欽(ワン・チューチン)が樊振東(ファン・ジェンドン)を抜いて、昨年10月以来の首位に返り咲いた。

3位はシンガポールスマッシュで準優勝の梁靖崑(リアン・ジンクン)。前回3位だったベテラン・馬龍(マー・ロン)は4位に後退した。5位にはフランスのフェリックス・ルブランが入り、張本智和は前回から変わらず9位だった。

このほか、ドイツ勢が躍進し、ドミトリ・オフチャロフが4ランクアップの11位、パトリック・フランチスカが9ランクアップの16位、元世界ランク1位のティモ・ボルが17ランクアップの26位に浮上した。

なお、王楚欽は男子ダブルス、混合ダブルスのランキングでも1位をキープし、男子シングルスを含め「3冠」となっている。

女子シングルスは孫穎莎(スン・インシャー)が1位をキープ。

2、3位はそれぞれ1ランクアップの王曼昱(ワン・マンユー)と王芸迪(ワン・イーディー)、4位は2ランクダウンの陳夢(チェン・モン)。日本勢では早田ひなが1ランクダウンの6位、伊藤美誠が4ランクアップの8位、張本美和が5ランクアップの12位、平野美宇が4ランクアップの14位となっている。(翻訳・編集/北田)