インドネシアを訪問中の中国の王毅外交部長は現地時間18日、ジャカルタで同国のルトノ・マルスディ外相との会談後、共同記者会見に出席しました。
王外交部長はインドネシアの大統領選が順調に行われたことに祝賀の意を表し、ルトノ・マルスディ外相との実り豊かな会談により、多くの共通認識に達したと表明しました。
王外交部長はまた、「今年は中華人民共和国成立75周年であり、来年はインドネシアが独立80周年を迎えるとともに、両国の国交樹立75周年でもある。両国はそれぞれ自国の発展や両国関係の発展における新たな歴史の起点に立っており、発展の重要な契機を迎えている」と評価しました。また、中国は引き続きその他の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と共に、「南海各方面行動宣言」(DOC)を完全かつ効果的に実施し、「南海行為準則」(COC)に関する交渉を加速させ、南海を平和の海、協力の海に築き上げていきたいと呼びかけました。
さらに、パレスチナとイスラエルの衝突について、王外交部長は、国連安保理が早急にパレスチナを国連の正式メンバーとして受け入れるための協議を推進し、「2国家解決案」の実施に向けたタイムテーブルとロードマップの作成を支持していくとの考えを示しました。(提供/CRI)