中国南方航空のCZ3383便が4日、河南省南陽市の南陽姜営空港に到着した。南方航空が中国国産大型旅客機C919を広州と南陽を結ぶ国内線に投入したのはこれが初めてで、C919がフィーダー路線の商用運航に投入されたのもこれが初めてのこととなった。
南方航空の関係責任者によると、フィーダー路線の商用運航に投入されたことで、国産大型旅客機によるハブ空港と地方空港をつなぐ路線の市場化運営が重要な一歩を踏み出したことになる。また、南陽姜営空港が南方航空のC919の飛行訓練拠点となったことも意味している。

南方航空のC919は5日と6日、南陽姜営空港で飛行訓練を集中的に展開した。同社は今後、C919の引き渡し状況を見ながら、さらに多くの飛行先を開拓していく。また、南陽姜営空港もC919の飛行訓練拠点の役割を日常的に担うほか、技術検証や不定期の商用運航といった任務を担うことになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)