中国メディアの快科技によると、浙江省の交通警察はこのほど、省内の高速道路で4日未明、自動運転への過度の依存による交通事故が発生したと発表した。

それによると、運転者は、十数日前に購入したばかりの新車で初めて高速道路を運転中に自動運転機能を過信し、工事区間の注水式の柵に衝突した。

幸いにも死傷者は出なかった。運転者は帰宅する途中で、夜通しの運転で疲労を感じ、自動運転をオンにして「警戒を緩めて」しまった。運転支援システムが工事区間の注水式の柵を認識できず衝突したという。

買ったばかりの新車で初めての高速道路、自動運転を信頼しすぎて柵に衝突―中国

交通警察は、運転支援機能を使用する場合、技術的な限界があることを認識した上で、それに頼りすぎないようにし、特に注意散漫や疲労状態での運転を避けるよう呼び掛けた。(翻訳・編集/柳川)

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