中国のSNS・小紅書(RED)に22日、日本の飲食店で店員に席の移動を求めたものの拒否されたとの投稿があり、反響を呼んでいる。

京都を訪れたとみられる投稿者の女性は「店で食事をする際に相席に案内された。

近くの席の2人がもうすぐ食べ終わりそうだったので、(同行者と一緒に)あちらに移りたいと言ったら店員にだめだと言われた。これはサービスが悪いのでしょうか、それとも私たちが移動するべきじゃないのでしょうか」と問い掛けた。

この投稿に、他のユーザーからは「日本はこの点、本当に融通が利かない」「あなたの考え方は国内では間違っていないけど、日本では空気を読まないといけない」「席を変えると2回テーブルを掃除しないといけないからじゃないかな」「テーブル番号が決まってるから、変更が面倒くさかったのでは?」「混む時間帯は自由に選べない。店は決まりにない変更はとても嫌がる」といった声が上がった。

また、「その人たちが食べ終わってないからだめって言われたんじゃないの?」「日本では(中国のように)食べ終わりそうな人のそばで席が空くのを待つことはない。座って食べている人は落ち着かない。席が空いてから店員に相談すれば同意してくれたのでは?」「そばで待ってたら食べてる人はプレッシャー感じるでしょ。郷に入っては郷に従えで」といった意見も。

さらに、「『相席は嫌です』とはっきり言えば店側も分かってくれると思うけど」「その席が嫌なら店員に伝えて、後ろの人に先に座ってもらう。そして、自分たちが良いと思う席が空くまで待っていればいい」との声や、「個人的に、店員もあなたたちも間違っていないと思う。店側にもそれなりの理由があるはずで、それを受け入れるも受け入れないもあなたの権利」との見方も出ている。

あるユーザーは、「海外には(中国のような)『客は神様』という考えはない。

店と客は対等。みんなルールを守らないといけない。日本式サービスは無条件で客の要求を満足させるものじゃない。日本では特殊な状況がない限り席の移動は認められない」と諭した。(翻訳・編集/北田)

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