中国で報告書「2025年中国県域経済の質の高い発展研究」が23日に発表された。それによると、中国では2024年にGDPが1000億元(約2兆円)を超えた「GDP1000億元級の県」が前年の59県から3カ所増え、62県になった。

GDPが900億元を超えた県は21県、800億元超の県は100県以上、700億元超の県は約150県あった。今後もこうした「GDP1000億元級の県」候補が増え続け、競争が引き続き激しくなっていくとみられる。

同報告書の上位100県の評価結果を見ると、100県の地域分布は東部地域が67県、中部地域が18県、西部地域が12県だったが、東北地域は3県にとどまり、東部地域の優位性が際立つ。省・自治区・直轄市別では江蘇省が25県、浙江省が15県、山東省が12県と多数を占めた。江蘇省は上位10県のうち6県を占め、ベスト3も独占した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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